マー君が負けましたね。残念。しかし、記録はいつかは途切れるものですからこれから頑張ってもらいたいと応援するばかりです。
(比較するのも恥ずかしいのですが、まあご容赦いただいて…)僕の仕事はあまり勝ち負けのはっきりつく仕事ではありません。
視聴率という基準があるテレビ局は勝ち負けイコール数字なのですが、それがないウチはますますもって勝ち負けがわかりにくく、今のところ僕の勝ち負けの基準は視聴者のみなさんのメッセージや取材先の方からの「ありがとう」という言葉なわけで。
仕事の成果を皆様の「言葉」でいただき、それを毎日の活力にしています。
ほんとは負け試合なのに暖かい言葉を一人に頂いただけで、なんだか勝った気になっているときもあるでしょうし、またその逆もあるでしょう。
今週の放送で60回を迎えましたが、本当はいったい何勝何敗だったのか?知りたいようで、知るのが怖い部分もあります。
だからこそ、野球という勝ち負けがはっきりとわかる世界で輝く選手たちを応援してしまうんでうよね!
ビバ!スポーツ!
ビバ!ベースボール!!
…そんな輝く野球観戦のおともに阪神タイガースグッズはいかがですか!?
現在プレゼントを受付中です!!
①タンブラー2名様
②マフラータオル1名様(能見)
③ハッピ 1名様
外れた方から10名にクリアファイルをプレゼント!
ぜひぜひ出演者へのメッセージや番組のご感想などいただけると私の毎日に張り合いがでます!あわせて宜しくお願いいたします。
あて先は上記のメールフォームのほか、ファックスやお葉書で。
ディレクター 松田大輔
こんにちは。
こないだの日曜日は防府市の市長選挙の出陣式の取材でした。防府市のみなさんの今後4年間を左右する大切な選挙です。僕がいうのもおこがましいのですが、防府市の皆様ぜひ投票に行きましょうね!12chでも開票速報番組を放送する予定になっています。
まあ選挙についてはあまり具体的なことは書きづらいので、取材中に一つ気になったことを書きます。
それはマイクテストをするスタッフさんがやたらと「本日は晴天なり」と繰り返していたことです。
なんだか久しぶりこのワードを聞いてなんだか郷愁をさそわれました。小学校の運動会の練習や入学式などの行事では先生がいつもそう言いながらマイクの調整をしていましたよね。
職業柄、マイクに近いところで働いていますが、本職の音声さんはマイクテストで「ワン・トゥー。ひっひっー、ふぅーふぅー、あっあっー、テス、テス。」とかいうばかりで、決して「本日は晴天なり」とは言いません。
気になって調べると、もともと外国では「It’s fine today」と言いながらマイクテストをしていたそうです。これはいろんな周波数が含まれていて、マイクテストに適した用語だから選ばれたそうですが、それを日本語に直訳した「本日は晴天なり」はマイクテストとして使うには周波数的にあまり意味のない言葉だそうです。
しかしながら、マイクの普及に伴い日本でこの言葉も多用されるようになりマイクテストに定着したのだとか。
なるほどなるほど。だから音声さんはこの言葉でマイクテストをしないんだなと一人合点がいったわけです。
別にマイクテストとして意味のない言葉だから「やめたらいいじゃん」と思ってるわけではなく、むしろこれは日本のマイクを使う時の習慣として残っていってほしいと思います。ワイシャツだってもともとホワイトシャツから来ているそうですから。なんかかわいいじゃあないですか「本日は晴天なり」って。
あと意味のあるなしを超えて定着している言葉として、野球のヒーローインタビュー前に言う「放送席!放送席!」というのもありますね。
これも好きです!アナウンサーにとっては憧れの言葉ではないでしょうか?
そんな「放送席!放送席!」をもっとテンションあげて聞くことができる野球グッズ(阪神グッズ)を今週はプレゼントしちゃいます!!
①阪神タンブラー 2名
②阪神マフラータオル(能見)1名
③阪神ハッピ 1名
から10名様に」!!
ぜひぜひ、GAORAの野球中継を見ながらお使いくださいませ!!たくさんのご応募をお待ちしています!!!
ディレクター 松田大輔
今週の放送は風景印220景です。下関市の宇賀郵便局と山口市の佐山郵便局をお届けしています。
宇賀郵便局ではこの場所が発祥地になっている「大敷網」について勉強します。
(↑宇賀の風景印。大敷網の発祥の地の碑が描かれています。)
「大敷網」は江戸時代に始められた定置網のことで、ここで始まり、日本各地に普及していった漁法とのこと。
残念ながらロケの日にはそのものを確認することができませんでしたが、会社に帰ってから、どうにかしてその「大敷網」とやらを見たい!!と私一念発起したのです。
まずはパソコンを広げ、「大敷網」と入力して、検索ボタンを押したのです。
するとどうでしょう!
いともあっさり、一撃でヒットしたのです。
なんと過去に「大敷網」を学ぶため教材用のビデオが制作されていたのです。ネット上で試し見ることもできました。
※ムーブインやまぐち
http://www.ysn21.jp/~eipos/data/02_WB/move_in/
「なにこれ!超~いいじゃん!!」となり、いろいろな手続きを経て、映像をお借りする許可をいただいて、今回の番組に入れることができました。
もともとは中学生・高校生を対象にしたの郷土教材ビデオとして制作されたものですが、とても丁寧に密着・制作されていてビックリでした。
オープニングはな、なんと、ヘリをチャーターして大敷網の空撮から始まるのです。(金かかってます…。)
制作されたのは今から18年前。ちょうど私は高校生でございました。まさにビデオの視聴ターゲット世代です。
しかしながら、あの時に教室でこのビデオを見せられても、正直あくびをかみころすのに必死だったと思います。
どうせなら「ごっつええ感じ」見せろや!「笑う犬」見せろや!「あいのり」見せろや!と(心の中で)罵詈雑言を浴びせかけ、まだカセットだったウォークマンを聞きながら心を閉ざしたことでしょう。
嗚呼、こんなにも素晴らしいビデオなのに!
親のありがたさと大敷網のビデオのすばらしさは、遅れてわかるのです!
34歳になり、自分が映像の制作者になり、たまたまくじで引いた宇賀地区の空気に触れ、風景印で大敷網をしり、その映像を自ら欲し、手に入れて見た「大敷網」のビデオには素晴らしい情報と歴史が詰まっていました。
興味をもった方はぜひ、上のページに移動して本編20分を見てください。宇賀以外にもたくさんの地域のビデオが制作されていてとても勉強になりますよ!
そして次に向かった佐山。あんなに宇賀では頑張って資料映像まで手に入れたのにあっさりやり過ごします。
佐山の皆様すみません。
今週はプレゼントがあります。
阪神ファンの皆様お待たせしました!!
①タイガースのタンブラーを2名様!
②タイガースのマフラータオル(能見用)を1名様!
③タイガースのハッピを1名様!
さらに外れた方にダブルチャンス!
タイガースのクリアファイルを10名様!!
どうです!これは応募すれば何かは当たりまっせ!!
今年は今のところ広島に独走されていますがまだまだ序盤。阪神にもチャンスあり!
がんばれ新井兄弟!鳥谷見せろ!メッセンジャーいけ!!能見男前!
上記のメールフォームよりどしどしご応募お待ちしています。
ディレクター 松田
ps. 左から入れる風景印220景のページ更新しています。ナイスな解説付きです。お時間ある方クリッククリック!
今週の放送は風景印220景です!長門市の日置郵便局からのスタートです。
日置というと「千畳敷」が有名ですが、風景印には千畳敷は描かれておりませんで、肩透かしを食った形になりましたが、まあ千畳敷に負けず劣らず素敵な場所を訪問することができました!!
(二位ノ浜でにて。)
今回は偶然にも(?)郵便局の前で観光コンベンション協会の山内さんと遭遇し、風景印の解説をお願いいたしました。
山内さん大分県出身だそうですがさすが長門についてよくご存じでして、驚きの連続でした。
大分県出身の方が解説をし、埼玉県出身の芸人と大阪府出身のおじさまが山口県の長門市を大絶賛しています。
(夏はさらに美しい!)
千畳敷のすぐ下の入江に位置する 二位ノ浜海岸は2012年の水質調査で全国ベスト8に入るほどの結果が出たそうです。
これは県内一で、なんでも沖縄の離島並なのだそう。だとしたらもうわざわざ沖縄まで行く必要はずいぶんなくなるわけで。
今年の夏は気になるあの子に「一緒に沖縄行かない?」と誘ってみてはいかがでしょうか?
着いてから「長門じゃん!」と多少怒られるかもですが、海の美しさを見れば彼女のご機嫌もすぐになおることでしょう。
そして、砂浜には一面にハマユウが咲いております。自生するハマユウとしては日本海側の北限だそうで天然記念物に指定されています。
ハマユウ(天然記念物)
ぜひ白い花に隠れて彼女に「ど~こだ?」ごっこをしてください。
そして砂浜では水を掛け合って「待て~僕の特別天然記念物~!!」とハイヒールを手に持ち走る彼女を追いかけてください。
あまり魅力的なプランを提案できませんでしたが、とにかく二位ノ浜、おすすめです!!!
ディレクター 松田大輔
「私はケンカっ早いため、これまでいろいろな人たちとケンカをしましたが、長年のケンカ相手のひとつが林野庁です。」
これはC・W・ニコルの名言ですが、皆様G・Wはいかがお過ごしだったでしょうか?
私は少し仕事があり6日に少し遠出をしたくらいですが、連休最後の日にも関わらず人がたくさん。連休に遊びに行くのは相当体力使うので今ごろへとへとの方も多いのでは…!?
そんなへとへとの皆様。ご自宅でごろっとなりながらテレビ鑑賞などいかがですか!?特に12CHはおすすめですよ!
なかでもうちの番組はおすすめ!
家に居ながらにして外出した気分になれる画期的な企画「MyTown空中さんぽ」を放送中。
パワードパラグライダーの西村さんが今回は宇部市を飛行!
宇部は空港があるためなかなか自由に飛べないそうですが、そこは西村さんの話術で空港側を説き伏せ、このたびの企画の実現に至ったそう。
せっかく飛ぶのだからと、今回は宇部市の体育協会さんのお仕事と一緒。片手に体育協会さん用の静止画カメラ・ひざにはウチ用の動画カメラを括り付けテイクオフ!
ワンフライトで二つの仕事を行う西村さんのやり手ぶりが垣間見えたのでございます。
宇部マテ”フレッセラ”テニスコート
宇部市中心部・松山一交差点付近
ユーピーアールスタジアム
恩田陸上競技場
宇部市の体育施設が中心ですが、特に野球場の空撮は大好きでした!!また地上の藤田美登里カメラマンのリポートも楽しかったです。ぜひご覧くださいませ!!
ディレクター 松田大輔
こんにちは。特に書くことはないのですが、まあどうにかなるやろうと書き始めることにします。
今週の放送は山田家本屋(周南)と長者ヶ森(美祢)にスポットを当てています。どちらも過去の偉い人の家という共通点がありました。
山田家本屋というのは毛利家の家臣で湯野をおさめた堅田家の家臣、山田氏の屋敷とのこと。
歴史の教科書に載らない人物ですが、そういう人たちの力で今日があることを忘れてはなりません。
よくタイムスリップもののドラマで織田信長の料理人をすることになったとか、坂本竜馬のけがを治療することになったとかいう話がありますが、おそらくタイムスリップしたとしても、そのような当時のトップの人物にそうやすやすと会うことはできないでしょう。うまくいったとしても毛利氏の家臣の家臣の山田さんくらいがせいぜいではないでしょうか。
例えばもし僕がタイムスリップしたら、タイムスリップした近くの家の住民に発見されるでしょう。
まずはその住民に好感をもっていただかなくてはならないので、未来から来た人間としての知識や技術を披露しないといけません。
たまたま取材中にタイムスリップにあったとして、カメラと一緒に過去にいけたなら、そこで映像を撮って見せて「なんと不思議な黒い箱じゃ」となり、住民の方に喜んでもらえるかもしれません。しかし「不思議な妖術をつかいおる」となればそこで捕えられておしまい。なんとか住民の懐に潜り込むためにいろいろな親切や手伝いを買って出て信用を築かなくてはなりません。
幾度もの村人との交流によって信頼関係を築くことに成功し、なんならその村の村長の娘あたりと恋におち、娘から村長さんに取り入ってもらう形で、どうにかこうにか村に溶け込んだところでようやく届け出によって、山田氏の耳に入り、「ちょっと呼んで参れ!」となることでしょう。
ここまででどうでしょうか。これは対人関係のうまさにもよりますが少なくとも半年、下手すると数年かかるやもしれません。
そしてようやく村長さんらから着物を仕立ててもらい、万全の態勢で山田さんの屋敷へ行き、山田氏に「未来から来ました」と申し奉るのです。しかしながら山田さんの度量によりますが「こやつおかしい」となったら、そこで切られておしまい。
少し興味を持っていただくことになれば「その黒い箱で奇術をみせい」となり、カメラを回すのです。
仮に山田さんに喜んでいただけた場合、ここからは話は割とスムーズにすすむかもしれません。山田さんの発言力はきっと村人のそれとはくらべものにならないほど大きいからです。
次は山田さんの上司の堅田さんに「奇術」を見せることになります。山田さんのおかげでさすがに浮浪者あつかいはされず、このころになれば髪も伸び、ちょんまげのひとつも結えるようになっているので見た目はもう当時の人と遜色なくなっているのです。
無事に堅田氏に喜んでもらうことに成功し、ようやく毛利のお殿様に披露させてもらうことになりました。期日は1か月後、毛利の殿様が参勤交代で江戸からの帰り道に湯野に立ち寄られる時と決まりました。その時に殿様の一行が山田家の屋敷に立ち寄るのでお披露目の時間を少しもらえることになったのです。
毛利の殿様にお会いできることになった私は家に帰り、ささやかな宴を開くことになります。村長の娘から「お疲れ様」とお酒を注がれ、その父からは「わが村の誇りじゃ。」とさらには「娘の婿になってくれんか」と懇願され、お殿様との会合後に祝言をあげることになりました。娘の頬は少し赤くなり少し下を向くのです。
幸せな時間はあっというまに過ぎ、いよいよ当日。披露するのは山田家の茶室で行われることになりました。たくさんの家臣団を従え、刀を預けた毛利さんとその直参の部下数人が上座にすわりました。
とうとうその時が来たのです。タイムスリップしてここまでに数年。すでに大切な人も友人もでき、私はこの時代で生きていくことを決心していました。そして苦労が報われ、当時の最高の権力者、毛利の殿様に拝謁するところまでやってきたのです。
いろいろな思いが頭の中を交錯する中、レンズを殿様に向け、RECの赤いボタンを押したその時、事件は起こったのです。
カメラが動かないのです。私の人差し指は、何度も何度も赤いボタンを突きますが、一向にカメラは起動しません。
…そう、カメラのバッテリーが切れたのです。ここまで何度も何度も「奇術」を披露してきた、カメラのバッテリーはもう限界だったのです。
何度もスイッチを押したりしているうちに「どうしたのじゃ」としびれをきらした殿様の部下が言い出します。堅田さんも自分が進言した手前「早く奇術を見せぃ」とせかします。しかしカメラは動きません。
このままでは私は稀代のペテン師になってしまいます。山田さんにも堅田さんにも迷惑がかかってしまいます。家では村長の娘が僕の帰りを待っています。
私はもう引き返せないところに来ていたのです。
動かなくなったカメラを左手に抱え、私は最後の賭けに出ます。
素早く身をかがめ、茶室の刀隠しの引き出しをあけ、右手で刀を取り出し、サッと殿様の背後から刀を首元に当てました。
「殿様を殺されたくなければ下がれ」
まさかの乱心に戸惑う家臣をかき分け、殿様を人質に私は村へ戻り、彼女を引き連れ港へ向かいます。
私の行動に戸惑いながらも意を決し、村長の娘もついてきてくれました。
そう、彼女のおなかには私の子供がいたのです。
港までやってきた私は、殿様を使って、脅しながら一隻の船と船頭を手に入れます。船が岸を離れ弓が届かなくなったのを見計らって、殿様を解放します。
「すみません。お殿様。本当はこのカメラは動くのです。ただし今はバッテリーなる部品が底をついてしまい、殿様に奇術をお見せすることができませぬ。」
殿様は落ち着きを取り戻し、さらに私の話を聞きます。
「時間をください。きっとカメラのバッテリーを元に戻し、カメラを映して差し上げます。ですのでしばし暇を戴きます。」
殿様は私の目を見ながら「わかった」と一言。
浮き輪とともに殿様を海に落とし、私は船頭にこう申すのです。
「おい!船頭!とりあえず南アメリカのボリビアへ行ってくれ!!」
そう、ボリビアはバッテリーの原料のリチウムの世界一の産出量を誇っている国なのです。
…一層の船は、徳山から瀬戸内海を飛び出し、太平洋へ舵を漕ぐのです。
カメラのバッテリーを手に入れるために。 (続)
…山田家本屋。刀隠しの引き出しや、隠し部屋の存在が、ロマンを掻き立てます。
http://www.city.shunan.lg.jp/section/ed-sports/ed-shogai-bunka/bunkazai/yamadake.html
書くこと決めずに書きはじめるとこのありさまです。
ディレクター 松田大輔
昨日は12chは山口市の将来を託す市議会議員選挙の速報番組でした。
私の仕事は大内長野のリフレッシュパークに詰めて、開票結果をいち早く本社に知らせる係でした。
その体育館での光景はあまり見ることもできない驚きの連続でした。
まず、投票用紙を読み込む機械。
機械に漢字とひらがなをインプットさせて手書きの用紙が誰に投票されたのか判別し、新聞の輪転機の要領で分類されていきます。
機械で読み取れないのものは、人間が判別し仕分けし、また誤字などがあればそれを一票とするかどうかを、何人かでチェックをします。
何重ものチェックの上で開票作業は進みます。
そして、つみあがった投票用紙をバードウォッチングよろしく双眼鏡でのぞきこむ関係者さんたち。
ぼくなんて親しい知人に候補者がいないもんですから、結果は「明日の新聞見ればいいわ」くらいの感覚ですが、やはり当事者は一秒でも早く結果を知りたいわけです。
200ずつ束ねられた用紙が積みかさねられ、その高さを遠くから確認し、用紙に鉛筆でチェックし当落の目安を図ります。そんでそれを誰かに携帯で電話しています。
開票作業にあたる職員さんも的確に分担作業をこなしておいででした。
よくはわかりませんが確認をする人、数える人、機械を操作する人、マスコミ対応の人、それはそれはてきぱきと自分の仕事をこなしておいででした。
綿密なリハーサルのたまものなのか、これまでに何度も積み重ねた経験からくるものなのか、体育館の2階から見るとその動きがよくわかります。
このような縁の下の力持ちのおかげで選挙はスムーズにかつ公平に進行し、だからこそ候補者もしっかりと責任を持ち自分の理想を掲げないといけません。
それを私たち市民が冷静な目で、誰ならば山口市を任せられるのかを選び、一票を投じるのです。
ああ、それが選挙だったのですね。
このようなことは、昔、社会の授業や公民の授業で習って知ったつもりでいましたが、実際の様子を見ないとわかりません。
候補者はもちろん、支援者、開票作業の人、選挙に携わるいろんな立場の人たちがあんなに本気なら、投票日に家でゴロンとなんてできないわけです。
ああいう場所を大学生なんかの社会見学の場所にしたら、若者の投票率低下に歯止めがかかるのでは!?と一瞬思ったのですが、やっぱ難しいかな…。
僕も大学生の時そんな場所より、かわいい女の子とドライブしたり、お酒飲んだりしたり、カラオケ行ったりしたかったもの。
まあ、開票所に面白さを感じ始めたのは、僕がおじさんになったからなのでしょう。
ただあの場所で間違いなく山口市の歴史が動いているのです。
自分より若い人にあのリアルと生々しさを肌で体験してもらうことができれば、政治や地方に関心をもった若者が増え、新しい発想が生まれるかっこいい山口市になる気がするのですが…。
…って、こんな風なこと言う人を大学生の僕は「おっさん」と言ってバカにしていたのですが、まさか「おっさん」になってはじめて「おっさん」の言っていたことが分かるなんて。「おっさん」の連鎖。
さあ話は変わり、社会見学に行く間もない学生・その他山口県民の皆様。
家に居ながらにして県内の隠れた名所を知れる風景印220景の時間ですよ。
最近は1回に一つの郵便局しか放送できませんでしたが、今週は久しぶりの2局訪問です。
徳山一番町郵便局と大田郵便局訪問!
徳山一番町ではなぜか湯野温泉へ移動することに!
大田では競艇好きのどさけんさんが、美祢出身の「今村豊」と予想!
それぞれの風景印には何が描かれているのか!?
お楽しみに!!
おっさんディレクター 松田大輔
今週の放送は俵山郵便局の後編をお届けしています。
案内してくださるのは先週に引き続き俵山知っちょる会の宮野さん。
宮野さんは声が素敵です。
宮野さんの言葉をテロップにするときにどんなフォント(字体)がいいのか、いろいろと試しましたが「勘亭流」が一番ピッタリでした。
※勘亭流というのは歌舞伎の題目とか演者とかを記すときに使われる字体です。
勘亭流がぴったりの宮野さんの案内で温泉街を歩き、温泉に入り、まんじゅうを食べます。
どさけんさんが入ったのは某番組で安倍首相とやしきたかじんさんが入ったあの露天風呂。
なんだかご利益がありそうです!!
そしてご利益といえば、私とどさけんさんがそれぞれの願いを胸に俵山のあの観音様へお祈りに参ります。
少し恥ずかしい映像になっていますが、由緒も歴史もある観音様なのです。
子供と恋人がそれぞれできますように!!
またあさって詳しいお話を書きまーす!!
明日はロケで下関の彦島へ向かいます!!晴れたらいいな。
ディレクター 松田大輔
暖かくなってきましたね!とても気持ちよく最近は自転車通勤に切り替えました。
ゆっくりとしたスピードで自転車を走らせると、新しいお店ができたとか、こんなところに面白い看板があるとかいろいろな発見があるんです。
それが楽しみで毎日違う道で通勤しています。
さあ、そんな気持ちの良い季節に家にいたのではもったいない!
現在この番組で放送している俵山温泉ですが、なんとこの19・20日とお祭りが開かれるそうです。
http://www.nanavi.jp/page/detail.php?id=179
大雨の3月に取材し滝が泥水だった映像を放送するくらいなら、そのお祭りの取材をしなさいよ!!という声が上がるかと存じますが…。
この季節、お天気も良いし、風景印にあったつつじもきっときれいなのではないでしょうか!?
近場では長谷川さんが山口市の後河原郵便局で開催中のミニ切手展にも足を運んでくださいませ!!
★切手週間ミニ切手展(~4月25日まで 9:00~17:00)
ディレクター 松田大輔
先週は小保方さんのことばかりを考えていました。
ノートを4~5冊持ってるとお答えで、それが多いとか少ないとかって話が上がってましたが、あまりそのノートの中身について触れられていませんでした。
僕はノートの「厚み」を語らずしてノートの「冊数」を語っても意味がないのではと思ったのです。
そんなことを考えているうち、風景印220景の長谷川さんのことを思い出しました。
長谷川さんは趣味で新聞の天気図の切り抜きを集めていますが、集めているのはたったの4冊のスクラッチブックなんです。
たったの4冊なんですが、な、な、なんと、1冊に10年分の新聞の天気図の切り抜きが貼ってあるのです。
10年分ですよ!3650日分の天気図が貼ってある濃縮度。しかもそれが4冊。
40年分の天気図がノート4冊にわたり貼り付けられているのです!!
見せていただいたときトリハダもんでした。
中学2年のころから初めていま55歳。奥様よりも長い付き合いなのです。
長谷川さんがもしもこの時間を細胞のことにつぎ込んでいたら、きっとSTAP細胞の二つ三つは見つけていたことでしょう。
その長谷川さんのもう一つの趣味、切手・消印収集について、今週の放送では時間を割きました。
ロケをした2月18日に山口湯田郵便局で使用が始まった特別な消印「小型印」をご紹介しています。
かっこいいですよね。中原中也がデザインされた消印です。中原中也記念館のオープン20周年を記念したものです。
手紙を出す機会がある方はちょっとの手間で相手に喜んでいただけるのではないでしょうか?
そしてもう一つ、現在山口市後河原郵便局では毎年恒例の長谷川さんによる切手展が開催中です。
「切手趣味週間長谷川一夫切手展」
今年は長谷川さんが集めた風景印を約130種類展示してあります。
4月14日から25日(金)の9時から17時。
風景印の展示に合わせて、当番組のDVDも繰り返し流しています。ぜひとも皆様に置きましては足を運んでいただけたらと思います!!
左側の風景印のリストが更新されています!お時間ある方はご覧くださいませ!!
ディレクター 松田大輔
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