鼻毛の出口調査(今週は餅のダイジェスト)
11月11日
おはようございます!
本当に毎日があっという間に過ぎていきますねぇ。
そら年も取るはずでございます。
まわりを見回すといつのまにか自分より年下の人間の数が多くなり、これまでとは違った立ち居振る舞いが求められることになってまいりました。
飲み屋に行っても先輩のグラスが減ってはいないか、退屈そうにしていないかと気にしていた数年前。
今や、後輩にグラスの減りを気づかせぬよう早めに店員を呼んで自分の飲み物を注文し、退屈そうに見えないようにぺちゃぺちゃと独り言でも言っていないといけないような年齢になったわけです。
当然酒には酔えず、気苦労は以前より増え、にもかかわらず支払う金額は増加という不条理。
そりゃあ白髪も増えてくるわけです。
白髪で思い出しましたが、先日、風呂場で鼻毛の手入れをしておりましたら、鼻毛に白い毛を見つけましてね。
「ん?」と思って、2本目を抜きましたら今度は黒毛。
どうやら現在、私の鼻の穴の中は白い毛とと黒い毛が入り混じる玉石混合状態になっているようなのです。
この黒と白が混じる状態が、なんだか中間管理職である今の私の会社内のポジションと重なるように思えてきました。
果たして本当のところのマイ・ノーズ。
黒毛のほうが多いのか、白毛のほうが多いのか?
真剣に気になってきました。
鼻毛の中の黒白の割合こそ、自分の社会的な立ち位置を決定づけるリトマス試験紙なのです。
「そうだ!今から鼻毛を10本だけ抜いてみよう!」
黒が5本以上なら私は若者。白が5本以上だったら私はジジイ。
ちょうど衆議院選挙期間中で「出口調査である程度のサンプル数があれば、最終票数の近似値がわかる」という話を聞いたばかりだったので、これを鼻毛に置き換えようと思いました。
鼻毛の出口調査です。
鼻毛の出口調査をすれば、黒毛党と白毛党の割合がわかります。
サンプルが10なのも、まあそれくらいが適当でしょう。
さぁ!私の鼻の穴の選挙区では、黒と白のどちらが政権を取るのでしょうか!?
ここに第一回鼻毛院総選挙が始まったのであります。
さっそく出口調査を開始しました。
右の穴から5本、左の穴から5本をサンプルとしました。
いっぽんめ。くろ! にほんめ。しろ!
さんぼんめ。くろ! よんほんめ。しろ!
ごほんめ。くろ!
思わぬデッドヒートとなりましたが、6本目以降、左の穴からは白い毛は1本しか抜けず、結果的に黒7対白3となりました。
つまり黒毛が過半数を獲得し与党と相成ったわけでございます。
終わってみれば8時ちょうどに当確が出るほどの大差でした。
45歳、まだまだ若手。
鼻毛の7割が黒い男、黒毛が政権を握る私は今週もバリバリ編集を頑張っております!
皆様におかれましては鼻毛が黒い方も白い方も、ぜひぜひご覧になってくださいませ!!!
今週の放送は「わだりえ、ご褒美旅のこれまでの経緯を振り返るダイジェスト」です。
鼻毛の話で盛り上がったので、明日以降に番組のことを書こうと思います。
演出 松田大輔