季節感について
09月01日
9月ですね。早いですねー。
きのうは梨をいただきました。
今年は少しお高いようなので 口の中でのモグモグを例年より3割増やし、少しでもあまい果汁を長い間楽しもうと、カブトムシのような発想で梨を食べました(笑)
美味しかったです。
さてさて、季節の挨拶でブログを書きはじめましたが、この番組自体にはまったく季節感がありません。
今週はなんと4月に撮影をした桜が映っています(笑)
季節感を気にされる方は申し訳ございません💦
「季節外れですみません」のテロップを3回、ナレーションでも1回いれています。どうぞそれで堪忍してください(;^ω^)
今回は季節が半年くらいずれていますが、今後このズレが少しずつ広がっていくと いずれ季節が1周し、ぴたりと合うこともあるでしょう(笑)
ただ良い機会なので「季節感」について少し私の考えをまとめましたので、ブログに書いておこうと思います。
まず結論。
私は今後も「季節感」は無視します。
別に誰に注意をされたわけではないのですが、「9月に桜を放送するなんてあいつはバカだな」と思われるのもなんかイヤなので、あらかじめこういう考えに至った経緯を書いておこうと思いまして…
まず第一に、季節感にあった番組作りというのは意外と面倒なのです。
特にスタッフがほぼ私しかいない弱小番組なると、出演者のスケジュール調整・放送日の管理・なにより撮影後に急いで編集をして放送をしなければいけません。
雨で流れた場合、その対処も考えておかないといけません。
仮にそれらすべてをクリアした、ちょうどよい春の季節。
苦労して作った”桜の番組”を放送している裏で、チャンネルをまわせば他のテレビ局でも当然のように「桜」を放送している。
どこもかしこも桜の映像ばかり。
…埋もれますよね(笑)
そういう勝負に出ちゃうと僕らなんて全く無力なのです。
桜の情報を伝えたい!急いで放送しないといけない!できれば生中継しないといけない。
しかしそうするには人も金も必要だ。
で、なんとかできあがった桜の生中継。
ウチでは1週間同じものが流れるのに、翌日は桜が散るかもしれないのに、それを生中継する必要が本当にあるのか?
しかも他のチャンネルではお金をかけてクレーンやドローンをつかって、照明を焚いてすばらしい映像をつくっている。
ね。そんな土俵にあがることがいかに非効率的かおわかりになるでしょ!
それでもその土俵にあがりたいという人のことをエライと思うし、向上心あってかっこいいとも思うんですが、私はそんな勇気も根気強さも持ち合わせていません。
どうすればそういうかっこいい桜の映像の番組に一矢むくいることができるか。
私たちはアイデアで勝負するしかないのです。
10対0の負け戦をせめて7対3にすることができるか。(もちろん6対4でいつかは勝ちたいのですが…)
予算も人員も限られた私たちは何かを諦めながら番組を作らなければいけません。
私の中ではその筆頭が「季節感」。
夏に鍋焼きうどんを食べても、冬に流しソーメンを食べてもよいではありませんか?
秋には脂ののったサンマを食べずに、冷凍の鮭をチンして食べても良くないですか?
春にどこもかしこも夜桜の中継しているときに、長そで着て餅つきしてる人を映すほうがインパクトないですか?
大切なのは鍋焼きうどん・ソーメンを食べる理由が納得できるものだったり、冷凍鮭を食べる人が楽しそうにしているかどうかであったり、餅つき大会するシチュエーションが面白いかどうかです。
「季節感」は確かに大切ですが、それはもうどこかの誰かがちゃんとやっている。
ならばもう私はわざわざその道を歩く意味も必要性もないのです。
なので9月に桜を放送しています(笑)
私を季節感もわからないバカだと思われるかもしれませんが、バカも突き詰めれば「面白い」方向に変わっていくこともあるはず!
さあ皆さん!勇気を出して季節感を無視しましょう!!
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たくさんのご応募をお待ちしております(笑)
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取りに来られて私とだべりませんか(笑)
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季節感もクソもあったもんではありませんね。
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長話申し訳ございませんでした!!
ディレクター 松田