何でもコレクターという「生き方」
01月25日
絵がうまい人、足が速い人、頭が良い人、そんな並びにあるのかもしれません。
「集めなくては気が済まない人」
私はコレクターというのは立派な才能の持ち主のような気がしています。
今週の放送はこの”なんでもかんでも集めちゃう人”がテーマ。
主人公は防府市在住の宇多村さんです。
番組が発行している滝カードを何度も会社まで取りに来られているうちに顔見知りとなり、今回の取材と相成りました。
もともとこの番組の出発点が「風景印集め」にあり、そのアドバイザーが長谷川一夫さんです。
長谷川さんも何でも集めるのが好きな人ですから、番組が宇多村さんのようなコレクターに行きつくのは自然なこと。
私たちはいつのまにか、長谷川さんのようなコレクター的思考に”毒されて”いたわけです(笑)
さて宇多村さんのコレクションですが本当に多岐にわたります。
化石や石、昆虫標本といった自然科学の分野から、ダムカードやマンホールカードといったカード類。
切手や消印という郵便の分野、さらにはレトルトカレーの箱、カタツムリグッズ、新聞の切り抜きなど。
放送には入りきりませんでしたが、お酒のボトルや貝殻なんていうのも相当数集めておられます。
ご自身でも「節操がないですよね」と言っておられました。
私もそう思います(笑)
例えばカタツムリが好きでそのグッズを集めているという人はきっといると思いますが、それに加えてカードに手を出したり、切手に手を出したりと、ジャンルを超え様々なモノを集めているという人は珍しいのではないでしょうか。
まさに長谷川一夫さんに続き2人目の「何でもコレクター」でございます。
番組の後半に沖永さんが宇多村さんに対して「生き方だと思った」と言っておられました。
確かにこれは長谷川さんや宇多村さんの生き方に他なりません。
「性(さが)」なのでしょう。
私たちの番組はこの「性(さが)」を前向きに考えることをテーマにしていますので、これからも宇多村さんのような、(まあここまでではなくとも)コレクターの方をご紹介していけたらと思っています。
皆さんの中でも何かのコレクターさんがいらっしゃったらどうぞ番組あてにご一報を!
あなたの「好き」を教えてくださいませ!
演出 松田大輔
次回の更新は2月8日です。
取材のほかに3月までに休日消化しないといけないという個人的な事情のためです。
毎週の更新を楽しみにされている方、申し訳ございません…。