遠方・県外の方で滝カード希望の方へ
10月28日
おはようございます。
本日滝カード38枚目の発送作業など事務作業をいたします。
でそれに伴い事務的なご連絡を。
実は滝カード、信じられないと思われるかもしれませんが、意外と人気がございまして(笑)
なんと県外からも結構な数の申し込みがあり、私も作った側としてはとても嬉しく思っています。
もちろん弊社のケーブルは県外まで伸びていないので、放送を見たのではなく、何らかの検索ワードからこのホームページを見つけ、リクエストをされたのだと思います。
最近その回数がやたら増加し、「県外(エリア外)だけどどうしたら滝カード貰えますか?」というコメントをもらうことが多いのです。
「どうぞ差し上げます!」というのが基本スタンスなのですが、私ちょっと考えました。
わざわざ見たことも聞いたこともない県外のテレビ番組のHPを訪れて、メッセージを残すというのは何らかのコレクターの方なのではないか!?
それもかなりの気合の入ったコレクターではないでしょうか(笑)
私がこの番組のタイトルに込めたのは”にんげんの性”とでもいいましょうか。
「私はどうしても〇〇しちゃうんだよねぇ。」
という人間らしい部分をポジティブに面白がろうということをコンセプトにしています。
長谷川さんしかり、宇部マニさんしかり、あるいは滝の藤田さんや昭和歌謡の上田さんもそういう一面があると思います
何が言いたいかと言いますと
「私たちは滝カードを送るから、あなたもよかったらご自身のコレクションを紹介してよ!」
ということです。
つまり…
◆滝カードを送りますからあなたのコレクションを番組に教えてれませんか?
・どんなものを集めている?
・どれくらいの数を集めましたか?
・最近ほしいものがありますか?
・コレクションの中の自慢の逸品は何ですか?
そういう話が聞きたいです。
些細なものでかまいません。
◆できれば写真や動画などをつけて送ってくださるとなおうれしいです。
ningengo@c-able.co.jp ☜ここに写真を添付してください。
〒753-8538 山口市中園町7-40 山口ケーブルビジョン にんげんのGO!滝カード係
↑メールが苦手な方は郵送でも結構です
全国のコレクターの方からいただいたメッセージを番組で紹介すれば、番組が盛り上がるだけでなく、相乗効果でコレクター同士の知見・交流が進みます。
私たちもこれほどうれしいことはありませんし、番組が盛り上がれば滝カードに続く新たなコレクションカードを発行することも可能です。
もはやこれは一石二鳥、三鳥。
番組がコレクター同士のサロン的な役割を持つことができればこれはもう最高でございます!!
どうぞ、県外の皆様、遠い山口県の小さな小さなテレビ番組にご協力を願えませんか?
あなたのコレクションを私たちに教えてください!
私たちはそんなことを楽しみながら、番組に昇華させることができる稀有なメンバーをそろえています。
※もちろん強制ではありませんし、そのようなメッセージが無いから滝カード送らないよとかではないです。
よかったらで結構なのでお願いします!
もちろんこれは県外の方限定の話ではなく、エリア内の方でも何かのコレクターの方がいらっしゃいましたら教えてくださいね!
どうぞご連絡をお待ちしております!!
以上連絡事項終わり。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ここからは余談。
私がなんで上記のようなブログを書いたかという根っこの話。
実は昨日防府市の素晴らしい”コレクター”の方とお会いしてきました。
べつに隠すわけではないですが便宜上お名前をUさんとしときます。
Uさんは番組の視聴者で、滝カードを取りに弊社に何度も来られていました。
そこで顔見知りになり、ある時、気になることをおっしゃったのです。
「私も長谷川さんと同じようなところがあります」と
「いろいろなものを集めずにはいれない性格なんです」と。
「切手や消印、風景印は県内全部集めたんです」と。
これはもう、かなりの”重症”です
ほかに道の駅のスタンプやダムカード、ほかに新聞の切り抜きまで集めているとのこと。
完全に長谷川さんと一致しています。
コレクターとしての”覇王色の覇気”をお持ちです。
私も実際そのコレクションがどのようなものなのかとても気になるので、昨日ご自宅に伺った次第です。
番組が誇る、同じく覇王色の覇気を持っているハッセー・D・一夫さんを連れて。
ご自宅にあがるとお話されていた以上のコレクションに驚き!
サイズの整ったファイルが並び、机の上にはスクラップ帖に貼られるのを待つ切り抜きの束がずらり。
その都度スクラップ帖に貼るのではなく、連載が終わるまでは切り抜き状態で保存してからスクラップ帖に貼る。
(最終的な枚数を把握しないとページ数の調整ができないから)
私はもう感動と驚嘆の連続でした。
ジャンルは多岐にわたり、切手や消印、道の駅や駅のスタンプ、マンホールカードに永谷園のカード。
化石や昆虫採集、貝殻やカタツムリグッズなど。
「ジャンルって言葉知ってる?」て聞きたいくらいのジャンルの無さ。
ご自身で言ってましたよ。
「節操がない」「変態です」って(笑)
(私が言ったのではないですよ。心の中では思っていたけれど。)
長谷川さんはインスタントラーメンの袋を集めていますが、Uさんはレトルトカレーの箱を集めてました。
「カレーの箱が集まると嬉しいけどカレーを食べるのには飽きてくる」とのこと。
長谷川さんは
「わかります。僕もラーメンは5個セットのやつは買わずに単品で買うんですよ」
Uさんは
「死んだらコレクションが棺桶に入りきらないから大きな棺桶買わないといけないと子供に言われるんですよ」
長谷川さんは
「わかりますわかります!僕も言われますよ。ただ棺桶2つじゃとても入りきらへんけどね。」
私からすればすごくどうでもよい話ですが、二人にしか分かり合えない話が展開されます。
(コレクターの競演)
JRの切符を集めてファイリングしているUさん。
番組で長谷川さんが山陽線の起点が下関駅ではなく門司駅だという話をしているのを見て
「私は下関を一番最初の所にファイリングしていたけど、今度門司駅で切符を買って一つずらして並び替えないといけない」
とのこと。
やっぱり順番が狂うのは嫌なんですね。
2~3時間くらいいましたけど、ほかにこんなことを話してましたっけ。
・駅のスタンプの横には自分で撮った写真を一緒に貼る。
・風景印を集めるときにはそのはがきに局員に直筆で郵便番号を書いてもらう。
・消防署カード、柳井の消防署だけ在庫切れで困っている。
…などなどもうよくわからない話が飛び交います。
その都度「わかる~わかる~」という長谷川さん。
これを見て思いましたね。
コレクター同士の覇王色がぶつかり合う横にいると「なんだか幸せだなぁ」ということが。
ただ集めたい、揃えたい、並べたい。
そんな欲求に対して純粋なんですよね。
長谷川さんは中でもファイリングの方法論について興味があったそうです。
「コレクターって結局コレクションの仕方は我流なんですよね」
「僕はほとんどA4のファイルを使っているけど、ラーメンの袋はA4じゃあスカスカになるからA5のファイルを使っています。」
「A5を2個並べた箱に入れてそれをまた箱に入れるからサイズが同じA4になるから並べやすいんですよ。」
「スクラップ帖はどんなのりで貼ってるのですか?」
「ですよね、口紅タイプののりですよね。液状の奴はしわしわになりますよね」
マジでどうでもよい会話の応酬も、なんだかほほえましかったです。
ああ、こんな覇王色の覇気を持った人たちにもっとお会いしたい。
そしたらきっと幸せな番組なるでしょうなぁ
人間の3大欲求をストレートに番組にするとどこかいやらしく世俗的な感じになります。
しかしながら、もう少し順番の後ろの欲求「収集欲」を扱うと一気に幸せになるのです。
マニアックにもなりますが、これはまあご愛敬ですわな。
何の覇気も持たない私は横でそんなことを思っていました。
ホカホカの気持ちをうちにブログを書いとこうと思ったのでした。
いずれ機会があればUさんのことも番組でご紹介できればと思ってます。
演出 松田大輔