鹿落ち・母の日・古地図
05月11日
おはようございます。
夏が近づいてきたのでしょうか。
気候がよくなり過ごしやすくなってます。
早く思いっきり外に出たいですね~!
さて今日は番組更新のない週の月曜日です。
先週から引き続き鹿落ちの滝の放送をしております。
「扇落としの滝」「鉈落としの滝」に続いて今回「落ち」シリーズ3つ目の滝です。
扇、鉈に続いて鹿まで落としてきました。すごいものを落としたものですなー。
とうとう動物まで落としてきたわけですから。
こうなってくると知りたいのは世界にどんな動物を落とした滝があるのかですよね。
アフリカの象落としの滝。
あるいは中国のパンダ落としの滝。
南極にはペンギン落としの滝…。
……。
いやあ、書くことって意外に無いものですね。
あっ。
昨日は母の日でしたので、萩市にある実家に行ってきました。
私の実家は萩平安古郵便局のそばにあります。
次回の風景印DVD13弾では表紙になる予定の場所です。
(※どさけんさんが脱糞した場所)
今後、DVDが出たときの告知をあの辺りで行いたいと思っているので、いい機会だと思い、平安古一帯を散歩しました。
昔どさけんさんがこのあたりをお腹を押さえながらさまよったのだなと感慨深かったです(笑)
普通に歩くのも面白くないので実家にあった江戸時代の古地図を見ながら歩くことにしました。
よく言うではありませんか「萩は昔の地図がそのまま使える」と。
これが本当なのかずっと体験してみたかったのです。
結論から言うと「これマジです」
もうもうほとんど道はそのまま!!
江戸時代の萩の地図はそこに何という人が住んでいたか名前が書いてあります。
その中で歴史に名を残した人の家の前には、2020年現在「○○旧宅地」という石碑・看板が建っています。
平安古で言うと曽根とか山田とか坪井とか…。
これを目印にして歩くわけです。
あと、お寺は江戸時代から続いているわけですからこれも目印になります。
で、昔の地図を見ながら歩くと本当に区画がぴったりなのです。
変わっているのは家だけ。
あと、当時小川や水路が至るとこにあったことも古地図には記されています。
この水路も本当に的確。
いまでこそ暗渠化されていたり、水が流れていない溝になっていますが名残はほぼ完全に残っています。
私歩いていて不思議な感覚になりました。
江戸時代から令和まで歴史が途切れることなく続いているのだと。
当たり前のことを言っておりますが、これを頭で理解するのと体感するのでは大違いなのです。
しかし150年以上も前にどういう立場の人がこの地図を作ったのかわかりませんが、縮尺から形まで本当に丁寧な仕事ぶり。
高度な測量技術、そして綿密な現地調査を経て地図が作られたことがわかりました。
もしも、その人が現在にタイムスリップしても、そのままゼンリンはじめ地図会社にあっさり中途入社できることでしょう。
「JINー仁ー」の逆ですな。
ここで仁を思い出すあたり、私もだいぶ コロナショックにやられておるのでしょうね。
滝カード32枚目「鹿落ちの滝」17日まで受付中です!
お申し込みはメールはがきファックスです。
コロナウイルス拡大防止の為会社での配布は行っておりません。
お願いします、南方先生!
ディレクター 松田大輔