暑い!クーラーの価値
07月24日
おはようございます。暑くて死にそうです。
かつての我が家にとってクーラーは「神様」でした。
暑くなりますとまずは団扇、その後、扇風機と段階を経て涼を求めます。
その間に麦茶やカルピスなどをがぶ飲みし、体内からの冷却も忘れません。
あらゆる努力を経てなお暑さに勝てなかった場合のみ、神様たるクーラーが「しょうがないな」と我々の前に姿をお見せになるのです。
わが一族は襖で固く仕切られた8畳の空間に集められ、母の「クーラーつけるよ」の号令で、神の降臨を待ちます。
神が無事に現れ、冷気を吐き出せば8畳の空間はすぐに熱地獄の外界と隔離されます。
夏に涼の結界を張れる唯一の存在=クーラー神はわが一族にとって、最も畏れ多い存在。
神の力に感謝を忘れず全身全霊でその冷風を受け止めます。
「ああ、偉大なるクーラー神よ!わが一族を救いたまえ!」
ただ、この幸福な時間もいつまでもつづくわけではございません。
しばらくすると、神との決別の時を迎えます。神の降臨には時間制限があるのです。
だれも別れたくはない、いつまでも神にいてほしい。
しかしそうも言っていられない事情がありました。
長時間の神の降臨には我々の経済力が耐えきれないのです。
万が一神を降臨させたままにすると、中国電力に多額の金を納めなくてはならなくなるでしょう。
泣く泣く神にお帰り願った後、ふたたび、団扇や扇風機で拡散させながら薄ーく長ーくその冷気をありがたがるのです。
これがかつてのクーラー事情。
我が家の夏の快適生活はクーラー神と家計のバランスの上に成り立っていたのです。
あれから何年たったことでしょう。
猛暑を呼ばれて久しいですが、ここ最近の暑さは神と我らの立場を逆転させてしまいました。
かつて「神」とあがめられたクーラー様もこの数年はまるで「某議員秘書」のようなひどい待遇を受けております。
クーラーは朝から休む間もなく働かされ、冷気は吐き出しっぱなし。
電気代はどんどんと発生しているのでしょうが、自分が干からびて死ぬよりはましです。
仮にクーラーが「もう働きたくない」とへそを曲げたならば「ならば最新のやつに買い替える!」と私も強気にでるでしょう。
これほどまでに 最近の暑さは切羽詰まってまいりました。
クーラーに頼りきるのも少し心が痛むけど、熱中症対策にはもう欠かせなくなりましたよね。
暑い夏、みなさん体調にご自愛ください。
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無駄話が多くなりましたが、この7月20日で「風景印220景」は5周年を迎えます。
始まったときは適当なところで自然消滅をもくろんでおりました。まさかこんなに続くなんて!といまでも思っております。
ひとえに皆様のおかげでございます。
そこで今週は5周年を記念したスペシャルとして、どさけん長谷川に個別面談を実施しています。
番組に対してどんなことを考えているのか!?
興味ある人は興味ある、興味ない人は興味ないとは存じますが、ぜひぜひご覧いただけるとうれしいです!
(最初のロケの日。長谷川さんは写真を撮る側。ひどい待遇…。)
ディレクター 松田