首さらしの石……ブルブル…。
11月28日
今週はずいぶん久しぶりの風景印220景です。
10月から尻相撲や空撮を放送していたこともありまして、1か月ぶりの旅のリスタート。186局目の本郷郵便局をお送りしています
本郷地区は山口県で最後まで残っていた「村」で現在は岩国市の一部です。私を含めみんな本郷地区は初体験です。
なかなか観光で「よし!本郷行こう」ってならないですからね…。
しかし、いつものことですが行ってみたらすごくいい場所でした。
(本郷郵便局前で)
吉田松陰のお兄さん(杉民治)がここの最後の代官だって知ってました!?彼が町の発展に大きく貢献したんですって!
例えば水路を整えて農業の発展に大いに貢献したのだとか!
弟の松陰さんほど有名ではありませんがこのお兄さんもとても立派な人物です。
(できる兄弟!杉民治さん)
本郷の街並みを歩くとまるでタイムスリップしたよう。
町の形は江戸時代とほぼ同じ!中央の大きな通りにいろんなお店や住宅が並んでいました。
通りの端には一段とレトロな姿が印象的な旧本郷村役場が現存していて、これもタイムスリップしたようでとても美しい。
昭和初期の建物が平成の現在にまだ残っていることがとてもうれしいし、地元の方が古いものを大切にされている何よりの証拠ですよね!
そしてその庁舎よりもさらに古い物が「これでもか!!」と展示されているのが「本郷歴史民俗資料館」です。
旧代官所を模して建物をつくられたそうです。
商工会に連絡すると中に入れていただけますよ!(料金100円)
中には古いものがたくさん。弥生式土器からレコード盤まで時代区分はてんでバラバラ(笑)
個人的にはこういうところ何時間でもいれちゃうのですが、番組では「首さらしの石」の紹介に多くの時間を割きました。
実はここで起きた一揆の責任を取る形で11人の庄屋さんが処刑され その時にも使われたのがこの石なのだそうです。
現在でも「会社に首を切られた」とか言いますが、あくまで慣用句的に使われるわけで、ガチで首を切られるわけではありません。
だから現代人の私たちはこんな石の存在なんて知る由もありません。
「そうだよね、首を切ったらそれを置く台がいるよね。」とこの資料館に来て初めて当時のリアルを知るわけでございます。
ネットでググろうにも全く知識がない言葉は検索できません。
こういう新しい知識というのは自分の意図しないところから何かの拍子に飛んできたものを捕まえないといけないわけで、「首さらしの石」なんてまさにそう。
こんな事でもない限り知りえなかったワードでした。実に知的好奇心を満たされる旅になりました。
初デートには全く向かない場所ですが、酸いも甘いも知っているご夫妻などにはおすすめ!どうぞ週末のドライブの参考に!!
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ディレクター 松田