福本豊から残暑見舞いまで。
08月11日
前回のブログでこれまでになく反響が大きかったのが「福本豊」についてでした。
みなさん「福本豊」がお好きなんですね。スコアボードに最後に1点はいって「爪楊枝が付いたね」との情報をくださった方や、昔の阪急の思い出をくださった方もおられました。
ああ福本さん。こんなにもウチのブログを盛り上げてくれてありがとう!!
あれからもう少し彼のこと知りたいとネットで検索しますと、たくさんの「福本語録」というのがありまして。これまた面白いので少しばかりご紹介。
・阪神が大型連敗を脱出して「(黒星が続いた後に白星が1つ付いて)オセロならひっくり返るんやけどね」。
・阪神甲子園球場で試合が長引いた時に観客席を見て「(甲子園から遠い)加古川より向こうの人帰られへんね」。
・日曜日の東京ドームでの巨人対阪神戦で、試合終了前に早々と帰る観客を見て「明日仕事やもんね」。
・打ち込まれた投手3人がベンチで並んで座っている様子に「見てみ、あの不景気な顔。左から“アン、ポン、ターン”って感じやね」。
・序盤でリードしている展開で雨脚が強くなり、早く試合を成立させなければならない状況で粘って四球を選んだ田中秀太に「選球眼はええけど頭は悪いね」。
・アナウンサーの「福本さん、今のプレーどうですか?」に対して、選手の守備位置など他の箇所を見ていたため「ごめん、見てへんかった」。
・アナウンサーから盗塁成功の秘訣を尋ねられ、「まず塁に出ることやね。」
いかがですか!?ほんの一部の抜粋ですが福本さん爆笑でした。今度は広島のキャッチャー達川の伝説もご紹介しましょうねぇ。これも多分爆笑です。
野球で思い出しましたが、先週・先々週と2週連続で放送していたアメトーーク。テーマは高校野球大好き芸人でしたが、それはもう感動でした。
僕は中学までで野球をやめましたが、すこしばかり野球をかじったものとして感じる部分があったのでしょう。
特に感動するのは高校野球のラストです。放送された中でも9回のドラマがに特に涙涙なのであります。
サヨナラのランナーをバックホームで刺す場面。大量得点差を9回にひっくり返す場面。延長戦でサヨナラボークで負ける場面。
…涙なくしては語れません。
色々なものを犠牲にして打ち込んだ野球。毎日毎日白球を追いかけ、日に焼けて泥にまみれて、耐え抜いた3年間のすべてがそこで終わるのです。
最後の最後、ラストバッターはどんなにボテボテの内野ゴロでも一塁ベースにヘッドスライディングして終わります。
一塁は駆け抜けたほうが早いし、怪我もしないにも関わらずです。計算ではなく選手の思いがそうさせるのです。
野球中継ではその瞬間しか映しませんが、そこにたどり着くまでにいかに辛い練習を乗り越えてきたかが想像できるんですよね。
だからこそ見てる我々も「よく頑張った!」と涙をながすのです。
ここまで書いていて思い出しましたが、かなとまきの部屋が8月いっぱいで終わるそうです。
僕は2人(川本佳奈さん・平井槇さん)を高校野球の彼らに重ね合わせてしまいます。
テレビの作り方なんて何も知らず、飛び込んだ世界で毎回毎回頑張っていました。近くで見ていてよくわかります。
「経験」というのは功罪があって、賢く段取りよくできるようになる一方で、なんというか、我武者羅さが失われるというマイナスがあります。
経験が浅い彼女たちが我武者羅に番組制作に打ち込む姿は高校球児が白球を追いかけるそれとダブります。
きっとこれから二人が同じことをしようとしてもできないでしょう。あの瞬間しかできなかった泥臭くもすがすがしい番組。
番組終了まであと半月ほど。高校球児と同じく番組も3年間だったんですね。お疲れ様!!何にも手伝ってあげられなくてごめんね!
残り少ない放送もラストはヘッドスライディングするがごとく頑張りぬいて、最後には素敵な涙を流してもらいたいと思います。
話が超それましたが、今週の放送は巌流島。詳しくはまた明日。
今週から8月末までは、応募者全員プレゼント!番組オリジナル残暑お見舞いのご応募を受け付け中!!!
風景印220景で訪れた場所の絵葉書に風景印を押して皆様にお届けします。どさけんさんのありがたい(?)サイン入り。
どうぞみなさんふるってご応募ください。
応募して損なし!!だって全員に当たるんだもの!!
応募は上記のメールフォームまたははがきやファックスで。2014年夏の思い出にどうぞ!!!
ディレクター 松田大輔