素練の滝に感動!「となりの人間国宝さん」
02月19日
おはようございます!
まずは先日の風景印220景の本にまつわるのアンケートの件では多くのコメントを頂きました。
ありがとうございました。とても参考になりました。
値段の感覚や構成のアドバイス、情報の再収集の必要性などなど…。
本当に皆様に助けられているなあと感じました。
形になるかどうかはわかりませんが、少しずつですが休日などを利用して記事をコツコツ積み上げていこうと思います。
例え本にならずとも、こういう作業はディレクター、一個人としては血肉にはなるはずですので。
またご報告ができるときが来ましたら、どうぞつながっていただければ幸いです。
今回DVDの発送で皆様のお便りなどとずっと向き合っていましたら、何かせねばならないような気に(勝手にですが)なりました。
あんまり書くと「重たいなぁ」と思われるのでここらでやめておきますが、ありがとうございましたの気持ちが伝わりますように!
DVDのお礼のメッセージもありがとうございます。お返事はできませんが全部目を通しておりますので!!
次回DVD13弾の際にはまたよろしくお願いいたします。
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そして今週の放送ですが、岩国市小瀬の「素練の滝」へ行っております。
滝も素晴らしいのですがサイドストーリーの石垣に「感動」の一言です。
最初に見たときには本当に何かの城跡だと思いました。
場所柄、吉川氏か、その重臣、あるいはそれ以前にあの辺りを治めていた豪族の某か。
そんなことを想像していたのですが答えを聞いて唖然です。
独りの男性が50年かけて積み上げた石垣でした。
まさに努力の結晶だったのです。
勇気がもらえるじゃないですか!?
例え一人でも同じことを長年続けていると、大名が作る城にも匹敵するものを作り上げることができる。
人間のすばらしさ・可能性を感じずにはいれませんでした。
本当に感動の一言でございます。
(←個人宅なので見学は本人がいらっしゃるときに…。)
この日の帰り道にもうひとつ思ったことがありました。
今回は石垣という、見た目にわかりやすく努力の積み重ねを視覚的につかむことができたけれども、これは世のあらゆる分野でもそういう人がいるのではないのか。
つまり、映像や写真で伝わりにくい仕事・趣味でも長年続けていることはどんなことでも尊いし、意味があることではないのかということです。
まず最初に長谷川さんの天気図の切り抜きコレクションが思い浮かびました。
長谷川さんが中学生の時代から約40年にわたり、毎日コツコツスクラッチを続けている例のアレです。
これを見て、もしかしたらこう言う人がいるかもしれません。
「それに何の意味があるのか!?」
私は決してそうは思いません。
むしろこういう物、またこういう物に込められた人の思いを称えたい!そして多くの人に教えたい!と思い番組を始めたのです。
ご本人の了解がいただけたならば、広くみんなにお知らせして、これまでの苦労や思いを映像におさめるべきだと、これがメディアにいる自分の仕事であると思っています。
こういう取材すると、決まって熱く語る当事者の表情に「かわいげ」があり、ご家族や周囲の人が「ほんとしょうもないことをして!」とどこか呆れながらもほほえましい顔をされています。
もうベタですがこういう場面がテレビとして最も面白い一瞬なのです。
大阪にいる時代、「となりの人間国宝さん」という企画をやっていました。
このタイトルだけでも素晴らしくないですか!?
私たちの周りには(国から正式に認定されているわけではない)人間国宝がいることをうたっています。
僕はもうこのワードに感服です。「やられた~」です。
同じ企画はできませんが、DNAは頂くことにしております。
話がそれましたが、今回の滝カードは25日からの発行だとテレビでは言いましたが、早めに出来上がりました。
19日(水)からお渡しすることができますので、早めにほしい方はどうぞお越しくださいませ!!
そしてプレゼント ラグビーのチケットです。
3月28日に維新みらいふスタジアムで行われる観戦チケットを5組10名様に!
次週の放送は、私がこれまでに働きすぎたので、代休を消化するためお休みです。
次回番組更新は3月2日(月)~です。
石垣を築いた方のお話を紹介するとともに、入ればもう一つ滝を紹介します。
私の都合を優先させて申し訳ございませんがどうぞご理解いただけますようお願いいたします。
また25日から28日までは市議会中継の為 朝とお昼の回はお休みです。
ディレクター 松田