石垣にかけた50余年。日中豊さん
03月02日
おはようございます。
今日から3月ですね。もっとよい4月になっていますように!
さて、今週は前回の素練の滝の続きなのですが、異例づくしの構成になっております。
まず、この度の滝は所有者がはっきりしているということ。
そして、滝の周囲にはものすごい立派な石垣があるということ。
さらに、この石垣は日中さんという男性が個人で積み上げたものだということ。
私はとても感動して追加の取材を申し込ませて頂きました。
年を取ったからなのでしょうか。
「〇〇一筋〇十年」みたいな話に対して、近年は本当に身をつまされる思いが強くなってきました。
キン肉マンで出てきた「牛丼一筋300年」という歌詞ですら、牛丼一筋300年とはご苦労な話だな~と。
何かをやり続けることの大変さを少しずつ理解してきたからなのかと思います。
今回取材した日中さんは50年以上をかけて石垣を作り続けています。
現在もまだ完成ではなく毎日のように作業は続けられています。
マチュピチュのような見た目に、サクラダファミリアの継続性を備えた石垣。
これをあまり人の立ち入らない山の奥でコツコツとされてきたと思うと、言葉では言い尽くせない感動と尊敬の気持が沸き上がってきました。
そんな日中さんから発せられる言葉が私にはとても突き刺さりました。
皆様にもどうぞご覧いただけると幸いです。
ディレクター 松田