水道について考えてみたよ。
05月16日
レノファがセレッソ大阪に勝ちましたね。しかも逆転勝ちだってさ!結局2点差もつけて。
セレッソって言えばサッカーに興味のない私でも知っている有名なチーム。
そこに勝つんですから、私たちも頑張れば何かできるかもと勇気を頂けます。ぜひこれからもがんばってほしい!
さて今週の放送は「風景印の忘れ物」というスピンオフ企画を放送しています。
もうお忘れかもしれませんが、昨年の11月末、下関市の内日郵便局に行った際に訪れた2つの取水塔。
中にも入れず、風景印に描かれている取水塔は結局どちらかなのかもわからず、非常に消化不良のままでしたが、とうとうあの時の宿題を解決するときがやって参りました!
下関市上下水道局の方々の協力のもと、なんと2つの取水塔の中にカメラが入ることが許可されたのです。
これは県内のテレビでは初の映像ではないでしょうか?
(まあ、普通のテレビに取水塔を取り上げる機会があんまりないだけなんですが…)
(今年三月・写真がへたくそ)
ちなみに取水塔というのは水源地から浄水場へ水を送る施設のこと。
下関市内日の取水塔は明治から昭和初期にできた全国でも有数の歴史を持つもので、登録有形文化財にも指定されています。(県内では最古)
しかもまだ現役というから驚きです。
(90年を経てなお現役というのですから 山本昌が今年からもう1回 新人投手から現役をやり直してもまだ足りません。)
ここの水は12km先の浄水場を経て、ゆくゆくは下関市民の飲み水にもなる場所です。
貯水池の周りはフェンスが張り巡らされて、取水塔に入るためには3つも鍵を開けなければいけません。
人間、いかに水が大切か改めて考えさせられるとともに、水道局さん達の隠れた努力によって豊かな生活があると思うと、来月から少し余分に水道料金を払ってもいいやと思いました!
そんで取水塔の中に入りましたら意外とシンプルな構造でした。
塔の中心には管が通っていて、貯水池の水はその管を通って地下に降りて行き、浄水場にたどり着くのです。
つまり、取水塔こそリアルに私たちの飲み水が生まれる、まさに最初の地点。
もー、知らないことばかり! そっか、水ってこうやってうちの家まで来てるのね!
さらに驚くことに、あの取水塔、実は高さ25メートルもあるのです!水の下は見えないだけで、ビルでいえば8階くらいの高さ!
その中をハシゴをつたって降りていくのですが…
あ~ここからはぜひぜひテレビでご覧ください!!
(※ちなみに内日に限らず、貯水池や取水塔などは中に入るには特別な許可が必要です。勝手に入ったらぶちしかられますけー、絶対にやめちょきーよ!)
そのほかにも貯水池の水を排出するトンネルも見学。こちらも圧巻なのでございました!
←内日第2貯水池溢水隧道
(天の恵みを感じながら…)
ディレクター 松田大輔