歴史の道100選~赤間関街道中道筋
10月22日
なんやかんやで先週から忙しく、昨日ブログを書くのを忘れていました。
◆先週は西田敏行さん、ピーコさんの訃報を聞いたのが私はショックでした。
西田敏行さんは最高の役者さんです。
なんど釣りバカで笑ったことか。最高ですよね、釣りでは子弟なのに、会社では社長と社員と言う設定。
そこに加えて西田さんと三国さんのキャラクタ―。
ふと思い出したように笑いたいときに繰り返し見てきた映画でした。
で昨日、録画していた、NHKで追悼特集された西田さんのファミリーヒストリーを見ました。
とても複雑な家庭で育ち…と真剣に見入っていたのですが、よく考えるとご本人が亡くなり、この映像のエンディングにさらなるヒストリーが追加されることになったわけでね。
西田さんご本人が丁寧に描かれたご先祖さまと今は同じ場所に行ってしまわれたと思うと、それはそれは変な感情が沸き起こり、改めてこの番組のすさまじさに心を揺り動かされました。
ピーコさんに関しては私は若かりし頃「ピーコのファッションチェック」のADをしていたことがあり、ご本人にご挨拶をさせていただいたことがありました。
私はまったくでしたが、イケメンの二つ上の先輩は気に入られよくご飯などに連れて行ってもらっていました。
ADにも優しい人でした。
私の仕事は街頭で待ちゆくマダムを目で追って、この人はおしゃれだと思う人に声をかけることでした。
こんなにわからなかった仕事はこれまでありません。
田舎育ちでファッションのことなどほぼ無知、しかもお母さんくらいの女性のファッションです。
オシャレだと思った人を「あの人どうですか?」とディレクターに聞くと「あの人はダメ」と。
その繰り返し(笑)
でディレクターが選んだ人を見るとそんなにオシャレとも思えず、正解がわからないんですよね。
革ジャケット/ドルチェアンドガッバーナ・20万円みたいな情報をメモしながら、なんでそれそんなに高いんや!?と若造は思うわけです。
(今でも何でそんなに高いんや!とは思う)
加えて番組としてはピーコさんの辛口ファッションチェックが売りなので、よいブランドを身にまといながらも、どこかつっこみ所も含んでいる方が理想ではあるのでね。
そのような演出上の駆け引きを考えますとこらもうお手上げでございます。
お二人に合掌。
このようなニュースに触れると自分も年をとったんだなぁとおもいます。
自分自身も後悔のないように生きねばなりませんな。
さてさて今週の企画は「ちかば百選のたび」です。
テーマは「歴史の道百選」です。
選ばれているのは「萩往還」と「赤間関街道中道筋」。
萩往還は有名なので、番組では赤間関街道について取り上げようということになりました。
◆説明するのがややこしいのですが、まず「赤間関街道」というのは萩と下関を結ぶ道のことです。
ルートが3つあってそれぞれに名前が付けられています。
①現在の下関市豊北町周りに海沿いに走る北浦道筋。
②長門から内陸に入る北浦筋。
③美祢市経由の最短ルートが中道筋。
でね、100選に選ばれているのは③の中道筋なんですね。
大丈夫ですか?ついてきていますか?
更にですよ。100選に選ばれているのはこの中道筋の一部の区間のみ。
(どうせなら全区間選んどいてくれよ…。)
それが萩と美祢市の境の「雲雀峠」から秋芳洞の入り口付近の「広谷」までの約12㎞というわけ。
いや~ややこしい!
このややこしい説明をするのにオープニングトークのほぼすべてを使ったのですが伝わったのかどうか私は心配です(笑)
番組ではややこしついでに この12㎞をなるべくすべて走破して丁寧すぎるほど紹介してやろう!と思いました。
ホントは12㎞全部歩こうと思ったのですが、いろいろな制約があり無理でしたので、車が通れる道は車で行くことにしました。
テレビで見た人が同じ道を歩けるように、車窓や地図のカットを多めにしています。
1人でも赤間関街道の中道筋をたどって下されば番組にした甲斐があるってもんです。
こういう丁寧にやると1週で終わらなくなっちゃったので、次回も赤間関街道中道筋です。
近場カードはまた次回に!
◆あとちょうど10月~12月にかけて赤間関街道中道筋を歩こうというイベントが開催中です。
番組で取り上げたのは第4ステージ・11月24日(日)です
各ステージ定員は40人。10日前までの申し込みが必要です。
ぜひ!!
あと10月27日(日)に徳山駅北口周辺で開催される周南蚤の市にアコーディオンの上田剛志さんが演奏されるそうです。
こちらもぜひ!!
秋はイベントが盛りだくさんですね!!
松田