彦島や彦島やああ彦島や
05月26日
こんにちは。先週の阪神グッズのプレゼントですがそこそこのご応募がありました。ご応募していただいた皆様ありがとうございました。
まわりに阪神ファンの人って結構いるんですね。水曜日までの期限ですのでまだご応募されていない方は上記のメールフォームからどーぞ!
さてさて今週の放送は下関の彦島にある下関本村三郵便局からのスタート。風景印のデザインはシンプルですが、その分少々凝った番組構成になっております。
前半を通常通りの風景印めぐり。後半を「風景印の近くにグルメとレジャーあり」と題し、旅人にふんしたどさけんさんがとあるお店を訪れる旅番組風に仕立ててございます。
撮影時、彼は中尾彬をイメージして役作りをしておられました。太く渋くリポートをされていました。
訪問したのは郵便局の近くにある「marine&marine」さんです。素敵なダイビングショップなのですが、少しほかのお店と違うところがあるのです。詳しくは番組をご覧くださいませ!
http://homepage1.nifty.com/m_marine/(marine&marineさんのHP)
そしてその映像にナレーションを吹き込み、奥行きを持たせるのが風景印に詳しい素人・長谷川一夫さんです。
録音時、彼は桂米朝をイメージして役作りをしておられました。古き良き大阪ことばを使われています。
詳しくは番組を見ていただければと存じますが、このたび訪問したmarine&marineさん。オススメです。彦島に行かれる際はお立ち寄りください。
実はロケの前に下見に行くことがあるんです。(毎回ではないですが)
marine&marineさんもそのとき見つけたお店なんですが、そのほかにも彦島を歩いてみるといろいろなお店があり楽しかったです。
放送には入ってませんが、こんなかわいい宣伝してる美容院さんもございました。
ストパーのおすすめを標準語で、トリートメントのおすすめを山口弁で書かれています。
標準語との対比をすることで、意外と強い山口弁のニュアンスが如実に表れていました。
「ここのトリートメント知っちょる?ぶちええけぇ。」
怒涛の山口弁2連発です。クラスの女子がこのような言葉を発しているのをこれまで50億回くらいききました。
「トリートメント」のところを「諸星君」だったり「キムタク」だったり「剛くん」だったり「イナバサン」だったりに変えれば、あっという間に昼休みの女子の会話の出来上がりです。
(男子はいつも「何がええんかっちゃぁやぁ!」と思うものです。)
ここでトリートメントをおすすめされた人はこう返します。
「ええそぉ?」
文字で書くとかまぼこの材料みたいです。
そのかまぼこのワードを聞くやいなや、推薦人から怒涛の山口弁が発せられます。
「してみぃね。」
「やってみらんとわからんちゃ!!」
「みんなやっちょるよ」
…怖いわ!
まるで宗教の勧誘かねずみ講の勧誘かと思うほど、押しの強い勧誘言葉は、山口弁によってさらに強烈に印象づけられます。
とくに「みんなやっちょるよ」はうさんくささを倍増させる悪魔の言葉です。
そして最後に一言。
「やってみりっちゃ。」
出ました。ダメ押しの「やってみりっちゃ。」
(「だめでもともとじゃけえ…」などの枕とよく使われますね。)
ここまで言われればほとんどの女子が「じゃ一回やってみるけぇ、詳しく教えてっちゃ。」となるものです。
何だか山口県はおとなしい人が多いという印象ですが、なかなかどうして、結構なおすすめ上手の県民なのではあるますまいか?
僕も下見中、ついトリートメントしてもらいそうになっちゃいましたわ。
ディレクター 松田大輔