市議会。上岡龍太郎26歳原点説
06月12日
おはようございます。
今週は市議会中継があります。19時40分と22時40分からの放送でお楽しみください。
内容は先週と一緒です。
番組的には先週と内容が同じなので特別に書くこともないので、雑談を。
先日、上岡龍太郎さんが亡くなられましたね。
私は世代的にも環境的にも上岡さんにそんなに接してきませんでしたので、この機会に上岡さんについて知ろうと思ってここ最近ずっとyoutubeで過去の上岡さんの出演番組を片っ端から見ておりました。
そしたら本当に面白いんですね。
占い師や霊媒師に対するエピソード、さんま紳助とのレギュラー番組を3人ともがずる休みした話。
鶴瓶さんとの伝説番組の最終回の映像、どれもが最高でした。
中でも素晴らしいのは横山ノックさんの弔辞です。
天才が振り絞るコメントがあんなにもすごいのか。
言葉でこんなにも人を動かすことができるのか。
笑いと涙を心地よい言葉のリズムでつむぎ、そこに素晴らしい構成と故人へ感情を乗せる。
感動です。
完全なる天才です。
私が見た上岡さんのyoutubeの中で「26歳原点説」と言うのがありました。
これがまた印象的でして。
つまり、人間は20歳前後から26歳までで経験したこと、感じた事、やりたいと思った事、これが人生でずっと続くというものです。
その思いは35歳で実現するかもしれないし、40歳かもしれないし、50歳かもしれない。
ただその原点は26歳までの期間で必ず培われる…。こう上岡さんは話すのであります。
「三つ子の魂百までも」という言葉がありますが、上岡説はこれをもう少しクリアにしたものでしょうか。
上岡さん自身、18歳で漫才コンビを結成し、26歳の時にノックさんの政界進出に伴いピン芸人となった背景があります。
おそらくその間に感じたことが終生のバックボーンになったのでしょう。
これが私の中ににスーッと入ってきましてね。
ここで自分の話にもっていくのは少々恥ずかしいのですが、思い起こせば私自身、20代前半で感じたことが今に生き続けています。
あの時した苦労は、現在生じる大概の苦労も大したことないと吹っ飛ばしてくれる肝を作ってくれたし、こんな番組作りたいなと思っていたことは、まさに今、少しずつですが実現できています。
時代の変化が多少の軌道修正を強いてはいますが、それでも26歳を原点とすることは納得できる話であります。
今現在20代前半の人は今を大切に生きてほしいし、私はこれからも私の26歳の時に感じたことをもっと実現していきたいと思います。
まあそんな雑談でした。
今日は来週分の編集をします。
演出 松田