大大反省…😢
12月23日
私は昔からおっちょこちょいでございまして。
例えば、人の名前を間違うのなんて朝飯前。
結婚式の司会を頼まれて新婦の名前を何度も間違えてしまいました。
広島に行こうとして九州方面の高速に入ったこともあります。
お父さんの靴を履いて学校に行ったこともありました。
TSUTAYAにCDのケースだけ返して返した気になって延滞料金を払ったこともあれば、数か月間レンタルしたことすら忘れてdvdを買ったほうが安かったくらいの延滞料金を払ったこともあります。
大学4年生の時には卒業旅行にまで行ったのに、旅行後に全く関係のない単位を履修していたことが判明し、なんと卒業できませんでした。
私はイージーミスで大学を4年半通ったくらいのおっちょこちょいな男なのです。
そんな人間が正しい情報を伝えることが求められるテレビの仕事をするなんて、そもそもが間違えなのでございました。
私は職業の選択の時にすら持ち前のおっちょこちょいを発動してしまい今に至っているのです……。
いや、そもそも、世の中に、おっちょちょいですまされるような職業はございません。
私に残された道は…切腹。
もう切腹しかありません。
いや、さすがに、これは残された方に迷惑がかかるため思いとどまり、精神的な切腹という形で一旦落ち着かせることにして、この場を借りて視聴者の皆さんに謝罪をさせていただこうと思います。
ああ更改。ああ航海。ああ黄海。ああ公海。
おっちょこちょいで変換をミスてしまいました。ああ後悔。
この馬鹿者は、隧道カードに関して大きな間違えを犯したため、おでこがかさぶただらけになるほどの土下座をするために、こちらのブログに参上仕った次第でございます。
現在2種類の隧道カード(佐波川ダムトンネル・柿ノ木原暗渠)の応募を受け付け中で、応募された方には来週月曜を待って発送する手はずになっています。
また、すぐに欲しい方という方には、弊社1階編集室ですでに配布を始めています。
この2枚のカードの、何と2枚ともに私のミスが確認されたのでございます。
どちらか1枚にミスがあったのならいざ知らず、2枚中2枚に間違いが発覚するとはもはや情状酌量の余地はございません。
まずは佐波川ダムトンネル。この裏面でございます。
1954年(昭和30年)という表記がありますが、1954年は昭和29年でございました。
大変申し訳ございません。何でこんなミスをしたのか?
私は終戦の1945年を昭和20年だと覚えています。
で、ここから逆算し、和暦を出す癖があるのですが、ここで引き算と足し算を間違えて、1954年を昭和30年としてしまったのです。
この不始末、小指に小刀を振り落とすほどの気持ちでおわびいたします。
大変申し訳ございません。
そして2枚目。お話は柿ノ木原暗渠のカードの裏面にうつらせていただきます。
こちらも数字が間違っておりました。
1900年(昭和33年)と表記していましたが、正しく明治33年でございます。
そりゃあそうでございます。
長谷川さんは昭和33年生まれです。
もしも彼が1900年生まれであったなら、今年122歳であるはずです。
化石のようなギャグを連発する長谷川さんと言えども、さすがそこまでの老齢ではありません。
これについてはただただ私が昭和と明治をミスしたことが原因です。
バリカンで頭を剃ろうと思いましたが、明日はあまりに冷え込みが激しいらしく、しばし猶予をいただきたい。どうぞあたたくなる春まで猶予を頂ければと存じます。
さて、間違いを犯した場合、その後の対応が最も重要です。
もちろん、カードをもう一度発注するというのが筋ではありますが、年末も押し迫り、今から作り直すのは年をまたぐ上、予算も限られた弱小番組、もはやその選択をとることができません。
すでに編集室でカードをお渡しした方もいらっしゃいます。
ここはひとつ、皆さんこの話。あったことをなかったことにしてどうにか見逃してくださいませ。まちがってもSNSなどでこれを拡散し、私の罪を広く拡散することだけはお控えいただきたければ…。
間違えを見ぬふりすることこそ、人間のもつやさしさ。
ほかの動物にまねのできない人間独自の能力でございます。
今日は寒さが厳しいですね。
みなさんどうぞあたたかく、どうぞ少し長い時間湯船につかって、なんなら少しエロいことでも考えて、脳みそから隧道カードの記憶を削除させてくださいませ。
明日になればもう怒りは静まっていることでしょう。
このたびは誠に申し訳ございませんでした。
(何とか訂正シールなどを作ろうとは思っていますので…)
ディレクター 失格 松田大輔