今週もアーケードヒストリー(新町後編)
08月17日
「あれは電車じゃないんですよ。列車といえば正しいですよ。」みたいなことを長谷川さんはいつも言うんですよ。
そのたびに私みたいに鉄道をあまり知らない男は「どっちでもよくね?」と一瞬思ってしまいますが…。
「こだわり」ってこういうもんですよね。
私にとってはどうでもよいことが長谷川さんにはとても大切。
それぞれのこだわりを尊重することこそ人付き合いの基礎ですよね。
長谷川さんと違って たいしたこだわりを持っていない私ですが一つだけ。
どうしても間違いを訂正しないとイラっとしてしまうことがありまして。
それが「どうもん」という言葉です。
山口市の商店街のこと全体を「どうもん」という人がいますが、それは間違い。
アーケードは西門前・道場門前・米屋町・中市と別れていて、「どうもん」を表す道場門前はその一部です。
ですから「どうもんの井筒屋で買い物した」みたいなことを聞くと「あそこは中市だからね!」と訂正せずにはいられないのです。
山口市に来たばかりの人が間違うのは仕方ありませんが、最近ではその近くに住んでたり、中には店を出したりする人ですら間違ってるようなことが見受けられ、アーケード好きな私としては、もうピコピコハンマーを持ち歩き、訂正して回りたいほどであります(笑)
みなさんもこういう「こだわり」が多かれ少なかれありませんか?
こういう「こだわり」に着目した企画も面白いかもしれないなとちょっと思いました。
今週も「アーケードヒストリー」放送中です。
再現VTRに出ていただいた偽ハッセ―と本物ハッセ―です。
同じ服で同じ格好で撮影いたしました。
再現VTRのミシンは横振りミシンではありませんでしたがお許しを。
本当はそこにもこだわりたかったのですが、ロケ日に用意できなかった…。
演出 松田大輔