久しぶり隧道どうでしょう!19:40から!
09月14日
まず、おわび。
今週は市議会中継の為木曜日まで10時40分と14時40分の回がお休みです。
なので初の放送は今日の19時40分からです。ご迷惑をおかけします。
さて。
ちょっと土日に、テレビについて考えてみました。
コンプライアンスが厳しくなったり、あるいはネットの台頭により、以前よりパワーがなくなりました。
テレビを見ていない、あるいは持ってもいないという人を見かけるようになりずいぶん経ちます。
私が年を取ったせいもあるのか、確かにくだらないなと思う番組も増えた気がします。
ただ、それでもなお”テレビでないと作れない番組”というのはまだ(2020年9月段階では)確実にあります。
自分がテレビの端くれにいる以上、そんな番組を作りたいと思っているのですが、うまくいかないことも多く悩むところでありますが…。
私がテレビでないと作れない番組として、可能性を感じているテーマの一つに「トンネル(隧道)」というものがあります。
「隧道どうでしょう」とか言って、まあ、ふざけてやっているのですが、そんなぜい肉をそぎ落としたとき、トンネルの本当の姿が見えてきます。
私が本当に見ていただきたいのは、なぜそこにトンネルを作る必要があったのか、その建造に携わった名もなき人間のあつい思いなどです。
本来ならばもっとストレートに「今週のテーマはトンネルです」とやればよいいのでしょうが、それではなかなかたくさんの人に見てはいただけないのではないか、そんな不安から企画という洋服を着せて、20分のテレビ番組に仕立て上げておるのです。
こういう回りくどい作り方がいかにもテレビ的で、結論を急ぐ現代人にとってはだるくて見ていられないのかもしれませんね。
”テレビの企画”という洋服をはぎ取ってしまえば、Youtubeで言うところの「トンネルを通ってみた」的な映像になってしまいます。
もちろんこれはこれで良いのですが、やはり私は皆さんに裸を見せる前に、洋服を着た段階からスタートさせたい。
私がテレビを作るというのは、洋服+裸をプロモートするということで、いかによい洋服を着させるか、そしていかに洋服を一枚一枚脱がせていき、裸を見せるか。
そして裸になった後のドラマをどう見せるか。
この一連の持っていき方が腕の見せ所というわけです。
まるで私のAVの好みを話しているようになりましたが、ともかくテレビとしては”流れ”がやっぱり大事だと思います。
今週はどうぞそんな無駄とも思える”流れ”を楽しんでいただけますようお願いをするところであります。
今日の19時40分からは久しぶりの企画「隧道どうでしょう」をお送りいたします。
サイコロを振って出た隧道(トンネル)を見に行くわけですな。わくわく。
いやあ、よい洋服を着せたのもんですなー(笑)
出た目は「瀬戸浜隧道」。周南市大津島にあります。
下らぬ企画という服の上に「離島」というコートまで着せています。
なかなか裸が出てきませんが、どんなトンネルだったのか、なんでそこにトンネルができたのか、最後まで見ていただきたいと思います。
細かい話はまた今後書きます。
今日は何を書いてるのかわからないですね(笑)
ディレクター 松田大輔