マニアック?いや!これでいいのだ!
11月05日
おはようございます!!
先週末、風景印220景のDVD10弾を発送いたしました。ようやく(汗)
数量も増えて皆様一人一人にちゃんとメッセージが書けませんでした。申し訳ありません。
「こちらでありがとうございます!」とお伝えできればと思います。
当時、ロケで行った滝カード(石柱渓の閑山の滝)はDVDのケースの中に封入しています。
(滝カードが入ってない!という方ご連絡を下さい…。)
また、せっかく応募されたのにお届けできなかった皆さん、もうしわけありません。次回11弾では懲りずにお願いします。
ただ、石柱渓の滝カードは多めに作っておりますので、会社に取りに来ていただいても良いし、メールなどでお申し込みされれば郵送でお送りします。
そして今週の放送は「大人の社会見学ツアー」の第3弾です。
「過去のダムと未来のダムを見てみよう!」というマニアックな企画に、マニアックな出演者でお送りしております。
地上波でこんな企画出したらきっと却下されることでしょう。
「ダム?そんなの誰が見たいの?それよりカフェとかかわいい動物撮ってこいよ!」
こんなことを言われるのが関の山でございます。
そして次にこんなこと言われることでしょう
「まあいいよ!で、演者はだれだよ?
えっ!?どさけんと長谷川と宇部マニアックス?
全員おっさんじゃねーかよ!しかもそのうち2人は素人じゃねーか!」
正論かもしれませんが、しょうがありません。
僕はこっちの方が面白いと思ってしまったのですから。
小さいテレビ局は少し大きなテレビ局とは同じことをしても勝てないのです。
奇襲作戦・ゲリラ戦法!
義経の逆落とし、元就の宮島合戦、信長の桶狭間。
私たちにとってのそれが「ダム」だったのです。
しかも「使われていないダム」と「まだできていないダム」。
(大丈夫かな…汗)
さあ、この奇襲作戦は成功したのかどうなのか!?
失敗したなら次回から、おしゃれなカフェでパンケーキを食べよう!という企画になります。
すぐに愛嬌のある女性のレポーターを探します!
ちょっと昨今のテレビをディスりすぎましたが、今回紹介した「旧桂ヶ谷貯水池堰堤」。
これはちゃんとテレビで撮影するべき大切な文化財なんです。
撮影に際し、山口市の文化財保護課の方に連絡をしましたが、「これまでディスカバリーチャンネル(的な方?)が撮影に来られたくらいです。」
とのことでした。
地元のことなのに私たちは何もお伝えできていませんでした。
ほとんどの方がご存じなかったのではないでしょうか?
「水道の蛇口をひねれば水が出る」
今では当たり前のことですが、これは先人が努力を重ねてようやく勝ち取った技術の結晶です。
以前、下関市の水道施設を取材させていただいたことがありました。
何と明治39年に完成して、それを手直し手直しで、今なお現役で使用されている水道施設です。
小郡にある「旧桂ヶ谷貯水池堰堤」は残念ながら戦後にその役割を終えましたが、当時の面影を残し、木々の間から見える姿はノスタルジーな感覚を与えてくれます。
明治以降の水に関するトライアンドエラーを今に伝える歴史遺産。
このようなことを取材し水のありがたさをお伝えすることはとても意義のあることだと思います!
まさに、パンケーキ<旧桂ヶ谷貯水池堰堤
パンケーキも水がなければ作れませんから、おしゃれなカフェの前に古いダムを紹介しないといけないのです。
(どんな理屈(笑))
ともあれ、今回、この古いダムをドローンの山口さんがかっこよく撮影してくれました。
画になるとはこのことです。
ぜひご覧いただければと思います。
そしてもし見学に行きたいという方がいらっしゃったら、足元にご注意いただくのと、堰堤の上は立ち入り禁止なのでルールは守ってくださいね。
次週は後編岩国の「平瀬ダム」をご紹介します
ディレクター 松田