フェラーリvs大仏
09月12日
今週はフェラーリ(製の折りたたみ自転車)のプレゼントにおんぶに抱っこで放送中です。
フェラーリ(製の折りたたみ自転車)が欲しい人はテレビを見てね!!
もちろん、「フェラーリには興味はないけど、大仏には興味があるよ」という(奇特な)方はどうぞいつも通りお楽しみください。
私も「大仏よりはフェラーリが欲しい」という”俗物”人間なのですが、いかんせん恥ずかしがり屋なものですのでフェラーリで通勤することを考えますれば、これは単純に物欲にまかすわけにはいかないのです。
社内でも風当たりが強くなるでしょう。「松田のくせにフェラーリなんて生意気だ」ってなるでしょう。そんな中、仕事をするのも難儀です。
ですから、もしもただでもらえるならば(涙をのんで)フェラーリよりも大仏を選ぶことでしょう。
しかしながら、「だれもお前に大仏もフェラーリもやるなんて言ってないわ」ってもんですので無意味な文章はこの辺で終えるとして。
ただ、「もしも大仏をもらったらどうするか?」と考えました。人生で初めて考えたもしもシリーズです。
ウチは普通の2LDKですので、さすがに家の中には大仏を置けないので、まず思い付くのが「大仏殿をこしらえよう」というアイデアです。
タダで大仏をもらったんだから、多少は大仏殿に使ってもいいですよね。ここはひとつ、大仏殿は名のとおった建築家に頼みたいところです。
名の通った建築家、そりゃあクマさんしかいませんよね!
落語で出てくる「大工の熊さん」じゃないですよ。隈研吾(くまけんご)さんですよ!
そう!僕がもしも大仏を手に入れたら、立派な大仏殿を作ろうと決意し、隈さんにお願いすることでしょう。
僕が考えたのと同じ理由で(?)下関市黒井郵便局に描かれるほどの「大仏」のために、安養寺の吉川住職は、あの隈研吾さんに大仏殿の建築を依頼しました。
そして出来上がったのがあのモダンな大仏殿です。
あれほどの大仏をおさめるにはあれほどの建築家に頼まないとおさまりがつかないわけです。単純に「大きさ」としての器という意味だけではなく、「格」という意味でも。
さあ、皆様、なんだか大仏モードになってきたのではないでしょうか?
今週は下関市黒井郵便局の風景印に描かれていた高さ2メートル70センチの大仏「厚母大仏」をプッシュアップしております。
お見逃しなく!!
大仏モードには入らなかった皆様。今週はフェラーリ(製の折りたたみ自転車)をプレゼント中!どうぞどしどしご応募あれ!!
大仏ディレクター 松田大輔