ハンバーグくじ
09月28日
まずは大事なお知らせ!!
次週(10月5日の放送)から、にんげんのGO!の放送時間が変更になります。
1日4回で20分番組なのは変わりません。内容も出演者の体脂肪率も、な~んにも変わりません。
代わるのは放送時刻だけ。
①11:40~ ②14:40~ ③19:40~ ④23:40~
これまでの放送開始時刻から少し夜型にシフトした形になります。しかも全部40分からの中途半端なスタート!!
「え~覚えにくい~」との声もあるかもしれませんがご容赦を!
TVって習慣で見るものですから時間が変わると見なくなることもありますよね。
お便りなんかで朝の7:00~のを見ていますという方もいらっしゃっていて、時間変更は心苦しいですが、何卒ご容赦いただけますようお願いします!
毎週録画されて見ている方は、どうぞ予約の変更をお願いいたします!
放送開始の時刻は変わりますが、ますます面白い番組を作る努力をします!
今後とも番組を宜しくお願いいたします!!
さ~て、今週の放送の話。
風景印220景は長門市の湯本地区をフィーチャーしております。
描かれていたのは知らないことばかり!
湯本は萩焼ととても縁のある場所でした。詳しくは放送で!!
(田原陶兵衛さんの登り窯の前で)
そして南条踊り。どさけんさんの適当な発言のせいで、私一人で撮影に行ってきましたよ!
ちょうど9月10日に踊りの奉納が長門市の赤崎神社であるというナイスなタイミングだったんです。
400年もの歴史ある踊りで南条踊り保存会の会長さんによると、毛利氏が鳥取県の南条という大名を攻めるときに踊り子に扮して城に潜り込んで、油断させてやっつけたというのがその起源なのだとか。
…あれ、どっかでそんな話を聞いたことあるぞ…。
そう!以前に訪れた長穂郵便局で登場した長穂念仏踊りも同じような起源が伝わっていたのです。
(←長穂念仏踊りの風景印)
その時は毛利氏が陶氏を滅ぼす時に踊り子にふんして竜門寺に忍び込んでやっつけたと聞きました。
いろいろな糸が僕の頭でつながって、ある結論が導き出されました。
「毛利氏、ずるいわ!!」
毛利氏はいろいろなところで同じ手(踊り子に化けて敵の陣地に入る戦法)を使って敵を攻略していたのです!!少なくても2回も!
しかし毛利の戦略は確かにすごいけど、踊り子に化けた武将なんて、普通一目でわかりそうなものですよね。
あちらこちらから筋肉が顔を出していたし、踊りもどこか固かったのでしょうから。
ほんと南条氏も陶氏ももっと人をよく観察しなくてはいけませんね。
そんなことを考えながら南条踊りを取材しましたが、この踊りが奉納される日は地域のちびっこが毎年楽しみにしている赤崎まつりの日なのです。
神社の周辺にはたくさんの屋台が出ていました。
そこで気になる屋台を見つけたのです。
「ハンバーグくじ」…。
始めて聞く屋台でした。南条氏や陶氏とは違って私は仕事中にも関わらず観察眼が鋭いのです。
「ハンバーグくじ」はたくさんの子供が並ぶ人気屋台でして、どうやらクジを引いて当たりなら串にささったハンバーグが3本。ハズレなら1本もらえるみたい。
まず「ハンバーグ串」ってのをはじめてみました。
りんごあめやイカ焼きなど、お祭り特有の歩きながら食べれる串システムをハンバーグに流用するなんて、なんと画期的なシステムなのでしょう!
ハンバーグは熱い鉄板に乗って出てくるか、パンに挟まって出てくるかのどっちかだと思ってましたが、長門の子供は串に刺さったハンバーグを当たり前のようにパクついているのです。
長門出身の藤田美登里(30)に聞いてみたところ「ああハンバーグくじですね。懐かしい~!小中学生の時お祭りであれ食べるのが楽しみだったんですよ!」とのこと。
どうやらあの地域では少なくても20年ほどは続いている文化のようです。
僕が知らなかったと言うと
「えっ?知らないんですか?そういえば、あの辺りのお祭りでしか見たことないですね。」ですと。
長門にしかハンバーグくじ文化はないのでしょうか?
なぜお祭りに「ハンバーグくじ」が誕生したのか。そして本当に長門市のお祭りにだけ現れるのか。
南条踊りのルーツの次は「ハンバーグくじ」の秘密を探ろうと思ったのでした。
ハンバーグくじの情報求ム!!
ディレクター 松田大輔