テレビ三昧
01月09日
正月休みが終わって、今度は3連休。仕事の仕方を忘れております。
今日からようやく本格始動という感じで編集機に向かいました。頑張って調子を取り戻そうと思いますが、疲れたのでブログを書くことにしました。
昨年31日までドタバタしていたので、正月はこれ以上ないほどのダラダラモードで過ごしておりました。
もう、どれほどテレビを見ていたことか。
箱根駅伝も紅白ももちろん面白かったのですが、やはり気がつくとバラエティ的な番組に引き込まれてしまいます。
▼昨年は「池の水を抜く~」の企画に度肝を抜かれましたが、同じテレ東でこないだ見た「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」も面白いですよね。
この正月というか、もうずっと前からなのですが面白い番組・企画には「ルール(設定)」・「制限」が絶妙であることが前提条件なのだと感じております。
「池の水を抜く」はもうインパクトだけで面白いんですが、そこには「外来魚の駆除」というルールがちゃんとあるし、「充電~」に関しても、出川さんのキャラが面白いことに加えて、道中で充電するというルールがあって、いったん立ち止まるからこそ生まれる出会い・人情が描かれるわけです。
そこまで計算されて企画書を書かれたのか、やってみて想像以上にはまったのか、知りたいところです。
(例)YOUは何しに日本へ/こんなところにポツンと一軒家/はじめてのおつかい/ダーツの旅/…など
▼一方で、企画うんぬんではなく、もう圧倒的な出演者のタレントパワーで面白くさせる・ひきつけるという作り方ももちろん存在します。さんまさんや鶴瓶さん、あるいは嵐なんかの番組なんかが代表的です。タレントさんではないけど、年末のテレビ朝日の「元ナスDの無人島生活」はこのジャンルかもしれません。もうあの人がすごいから見てしまいました。問答無用で面白かった!
(例)さんま御殿/家族に乾杯/ダウンタウンDX/…など
野球のピッチャーでいえば 前者が「変化球タイプ」、後者が「剛速球タイプ」でしょうか。結局打者をアウトにすればよいのですから、どちらがよいわけでもありません。
▼この2つのジャンルに加え、最近はもう1つ「知的好奇心をくすぐる」手法がその勢いを増してきています。
タモリさんやマツコさんなどが得意とする分野で、何かに特化したある種マニアックな人や事象を紹介し、その特異性をいじりながら面白くします。万人受けを目指さない潔さが気持ちよく、笑かそうとしてないところに笑いが起こるという不思議な効果が生まれます。なおかつ役に立つかどうかは別にして、細かい知識も吸収できる。
ピッチャーで言えば「打たせて取るタイプ」とでも言いましょうか、いつのまにか勝ち投手になってる感じ。
(例)月曜からよふかし/ブラタモリ/クレイジージャーニー/マツコの知らない世界…など
バラエティー番組を私なりに便宜上3つに分類し、ここまでダラダラと長文を書いているには理由があります。
「風景印220景の次はどんな企画をしよう?」
最近はいろんな人に尋ねられるのですが、上記3つでいえばどの路線を軸にすすめようか、悩みどころです。
(ただしウチには金・人手・おしゃれ感がありません…。でも、やる気はあります。)
やってほしい企画や、行ってほしいロケ場所、あんな番組作って!などを皆様の声も募集しております(^O^)
とはいえ、まずは風景印をゴールせねば!
あと10局、どうぞよろしくお願いします。
よし!明日から本気だそう!
ディレクター 松田