コレクター談義を今週も。
02月01日
今週は番組更新はございません。
宇多村さんのコレクションをもう一度ご覧いただければと思います。
今朝偶然 登山家の方のインタビュー記事を目にしました。
雪山の中での過ごし方や料理の仕方、苦労話などが書いてあって「へー」と思いながら読んだのですが、全く理解できませんでした。
日本語なので何が書いてあるかはわかるのですが、登山家の気持ちが全く理解できないのです。
なぜ寒いのに山に登るのか、高いお金を出して外国にまで行って、しかも死の危険もあるのに。
絶対にやりたくない罰ゲームのようなことです。
この記事を読みながら私は長谷川さんや宇多村さんのことが頭に浮かびました。
登山家のように死を背負うようなことはありませんが、人と変わった部分があるという意味では同列です。
私が宇多村さんや長谷川さんの収集癖を理解できないのも、登山家と同じ(笑)
ただ、理解ができないからと言って、これを否定したり非難したり、そういうことではなく、まずは理解しようと思うこと。
そのうえで理解できなかったとしても、それを受け入れて、一緒に楽しむところまで持っていければ番組に昇華できるわけです。
理解はできませんが、受け入れて、尊敬心と愛を持って「何やってんだか!」と思えれば、これはもう”ほんわか”します。
私が抱いた「ほんわか」がテレビを通して皆様に伝われば、これはきっと良い番組です。
いや番組どうこうというか、こういう他人のすることをわかろうとする、わからなくても受け入れる、受け入れて愛を持つ…ということは人として大事なことではないだろうか。
良い経験をさせてもらっております。
そして、このタイミングで県外のコレクターさんから届いたお写真をいくつかご紹介します。
再び奈良県のペンネーム・マナブさんから頂きました。
まずはおなじみのダムカード。
…の派生カード。
ダム建設中の様子がカードになりました。
完成を待てないマニア心をくすぐりますね。
そしてこちらはひどいですよ(笑)
ダムの傍の飲食店がダムカレーというのを提供するというのが一時話題になりましたが、これをカードにするという暴挙(笑)
何なのでしょうか。タモリのマネをするコージー冨田のモノマネをするみたいな2段階構造。
結局何でもカード化できることがばバレてしまいました。
この流れが加速すれば最終的にはとんでもないことになるのではないかと危惧しています。
カレーを構成するにんじんカード、玉ねぎカード、牛肉カード、さらにそれをつくる農業従事者カード、さらに人間カード、右腕カード、指カード、細胞カード、DNAカード…。
宇宙カード…ビッグバンカード…。
そして……無カード。
私はこの流れに注視したいと思います。
御朱印業界もさらなるフェーズに突入しています。
姫印に古墳印ですって!!
改めて私たち人間はとんでもないものを生み出しているのではないでしょうか?
古墳の近くにあるスーパーがスーパー印、その隣の魚屋さんは魚屋印、その隣の靴屋は靴屋印…。
作れば作るほど集める人は集めるでしょう。
エンドレスの世界。
私たちは何かを集めるながら、死んでいくのかもしれません(笑)
しかし、こういうのはとても面白いですねー!!!
山口県も乗っかかるべき!!やりましょう!
姫も姫山伝説のかわいそうなお姫様いますよ!
古墳もいっぱいありますよ!
やらなければ、山口ケーブルビジョンがやっちゃいますよ~!!
演出 松田大輔