『洗いたいあらいぐま』について
番組開始からこれまでにお送りした生き物ソングについて、
遡って少しずつご紹介したいと思います。
まずは、番組がはじまって1回目の放送、『洗いたいあらいぐま』です。
こちらはコロナウイルスの猛威が近場に差し迫って言われ始めた、
2019年6月に作りました。
最近、手をよく洗うなー。
物を持っただけでも、ドアノブを持っただけでも、、、
そんなことを思っていると
…待てよ???あらいぐまも手を洗っているではないか!私たちの先輩なのでは?
と、思ったのです。
あらいぐまはどこにいるのだろう、手洗いを手ほどきしていただきたい、と思っていると、
県内では周南市立徳山動物園にいらっしゃることがわかりました。
車を走らせ徳山動物園に到着すると、あら、可愛い。
毛はふさふさで、しっぽに縞模様の入った2匹のあらいぐま。
園の方がご飯をあげてくれ、あらいぐまたちは一生懸命それを小さな手で拾い上げて
食べていました。
そしてお腹がいっぱいになると、すぐにすやすやと寝てしまいました。
ご飯を食べているときに印象的だったのは、
あらいぐまが池の中に落ちたご飯もきれいに拾って食べていたこと。
手を水につけっぱなしで過ごしていたことです。
あらいぐまは必然的に水に手を付けます。
食べ物に有害なものがついていてはいけないので、水に浸けて洗って食べるそうです。
冷たいなーとか、たびたび洗うと手が乾燥するわ、とか、めんどくさいなぁとか、
特に考えていません。
そんなあらいぐまを見て、自分も気負わずに、心のまま、手洗いができれば、と思いました。
また、洗ったらピカピカにきれいになって、気持ちが晴れるように、
私たちの不安や気がかりも、洗い流してくれますように、
という思いも込め、曲を作りました。
今一度、手洗いに思いをはせて、
毎日を明るく元気に過ごしていこうではありませんか。
みなさんの健康を心からお祈りしています。
高橋真実
本年もよろしくお願いいたします!
みなさま、明けましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年、も~う令和4年かと驚きつつも
新しい年の幕開けを徐々に感じてきているこの頃です。
新年初回の放送では、『トライ』と題しまして、
今年の干支、トラの歌をお届けしています。
トラは力強くかっこいいというイメージでしたが、
撮影では可愛らしい一面も見ることができました。(撮影:秋吉台サファリランド)
動きがネコみたいなんです(^^)/
表情もしっかりとあり、喋りだすのではないかと思うくらいで、
ずっと見入ってしまいました♪
えさやりバスではとても近くまで行かせていただき、
トラの顔と私の顔との距離が、わずか30㎝くらいでした!近い!!
また、ホワイトタイガーにはお肉をあげましたよ。
ぜひこの時のトラの様子を、番組でもチェックしてくださいね♪
そして今回のイラストプレゼントは、『トラ~~~~~イ!』と書いた、
こちらのトラのイラスト原画となっています。
抽選で3名様にプレゼントさせていただきます!
ご応募いただけますと幸いです(^▽^)/
よろしくお願い致します。
高橋真実
今年もありがとうございました!
先日は新年1発目の放送回に向けて、
秋吉台サファリランドでロケをしてきました~!
今回も新曲を用意しましたよ(^▽^)
テーマとなる生きものは、番組を見てからのお楽しみ、ということで、
1月からの放送も楽しみにしていてください(^▽^)/
さぁ、そして今年も残すところあとわずか。
今年の「高橋真実の生きものソングでHappy♪」は、
『も~う新年か』の牛の歌からスタートし、
牛、鹿、猫、きりん、カタツムリ、セミ、昆虫、シマウマ、えび、ダンゴムシ、にわとりと、
毎月オリジナルソングをお届けしてきました。
みなさんに楽しんでいただけていたら幸いですが、
もっともっと、楽しい番組を作っていけるよう、
精一杯、これからも精進してまいります。
一年間お付き合いいただき、誠にありがとうございました。
来年も生きもののあらゆる生き様から教えてもらったことを
歌にして、どんどん皆さんにお届けしていきたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
高橋真実
みんな、からあげはお好き?
今月はニワトリをテーマにした『からあげ物語』をお送りします。
この曲は、私の生きものシリーズで最初に出来た曲です。
というのも、芸能スクールのレッスンの途中、昼休憩で唐揚げ弁当を食べていたら、
スクールの社長に「その今の美味しい気持ちを、即興で歌にしてみなさい。」
と言われたのです。
そこで私は恥ずかしさもかなぐり捨て、
僕は生まれた!後ろを見たら白いカケラ…ピヨッピヨッピヨ!!!
とギターを片手に歌いだしました。
すると社長に言われたのです。
「唐揚げがおいしいという曲じゃなくてニワトリになっている。
これはちょっと面白いかもしれないね。」
そこから人間ではなく、生きもの目線の歌を作るようになりました。
よく考えれば、
私は生まれた時からニワトリ14匹と暮らしてきました。
鶏小屋に入ればニワトリの一員になったような気がして誇らしく、
仲間のように感じていました。
小学校から帰ればヒヨコが孵っていて、
親鳥のあとをついて歩くのをひたすらに眺めていた記憶があります。
また、私の母は酉年でして、そのせいか、
ココココとニワトリのように少々急いた雰囲気で用事を行うところがあります。
「前だけ見て、突き進む!いくぞー!!」というような熱い性格も、
ニワトリのようだと感じていました。
サビのフレーズは、その母親の姿から頭の中に生まれたものでした。
そんなこんなで生まれた『からあげ物語』。
皆さんにはどのように感じていただけるでしょうか。
ぜひ番組を見た感想なども、
メッセージをお寄せいただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋真実
11月はダンゴムシの歌をお届けしました(^▽^)/
11月に放送した『最近丸くなったと言われるようになりました。』は
いかがだったでしょうか。
ダンゴムシはわりとすぐ見つかる虫です。
落ち葉を食べて生きていますが、庭でも、アスファルトでも、
時には建物の中でも歩いています。
私はダンゴムシを見つけると、よく手に取ってしまいます。
手のひらで転がして、ころころ丸くなってくれると嬉しいものです。
人間は年を取って丸くなる、なんていいますが、
丸くなるのは、それだけ受け止められる心が大きく育っているのだと私は思います。
そんなことを思いながらダンゴムシに目を落とすと
やっぱり、丸くなっています。
歩いて歩いて丸くなる。
そんなダンゴムシが、カッコいいし、大好きです。
高橋真実