2018/03/16 3月16日~放送
ちょっとそこまで イベント情報
どこいくん?古地図リーフレットの旅 第2弾!
県内と島根県益田市28ヵ所で行われている
「古地図を片手に、まちを歩こう」のイベントから
今回は「阿東コース」をご紹介しています!
阿東地区の古地図リーフレットは、
江戸時代に作られた「篠目村清図」と「渡川村清図」
2つの地図をつぎ合わせて作られていました。
よく見るとジクソーパズルのピースを
合わせたようになっているのが特徴!
篠目駅から長門峡駅にかけて
江戸時代から残る史跡を巡るコースでした。
阿東郷土史研究会の河村明英会長のガイドのもと
古地図リーフレットを見ながら歩くコースは主に
山口市小郡から島根県へ約50km続く
『石州街道』を進んでいきました。
コースにあった「一里塚跡」は約4kmごとに石を積み、
それを目印に道の距離を示していた場所!
今でいう道路の標識の役割を果たすものらしいのですが、
ほとんどは江戸時代の戦いなどで壊されてしまいました。
今もその形が残っているのは珍しいそうですが、
説明を聞いていなかったら「無造作に置かれた石だな」と
通り過ぎてしまう所でした。笑
中でも好きだった話が長門峡周辺で伝わる「龍宮淵伝説」!
この地区の地頭「三浦乃介 元久」が
鷹に招かれて、龍宮淵の水の中へ…するとそこには龍宮城が!!
そこで豪華なおもてなしを受けて、翌日村に帰ると……
突っ込みどころ満載の“うらしま太郎的”な伝説は
この土地ならではの由来があって面白かったです!笑
阿東のコースは、町並みを散策するだけでなく
オリジナルのお弁当も味わえます!
長門峡まで歩いた後は、
JR山口線のローカル車両キハ40系に乗車し
スタート地点の篠目駅まで戻ります!
歩いて、お弁当も食べて、気動車にも乗れるのは
阿東のコースだけですよ!
江戸時代の史跡や阿東に伝わる伝説を五感で味わってください!
「古地図を片手に、まちを歩こう」
阿東コース(約4時間/ウォーキング約2時間30分)
【日時】毎月第2・4土曜
【料金】1500円(お弁当、資料、運賃含む) ※一週間前の予約
NPOあとう 083-956-2526
※詳しくはお問合せくだてい