2020/02/16 2/16～放送
お店さんぽ
今回の「どこいくん？」は徳地手すき和紙専門店「風伝（ことずて）」にお邪魔しています。
普段、和紙にふれる機会って、なかなかありませんよね。
私も、ラッピングに使われているのを見て、おしゃれーと思うことはありますが
自分で使いこなすほど器用でもなく・・・。
今回訪れた「風伝」さんでは、
徳地の千々松和紙工房さんの和紙の販売や、和紙を使った作品の制作を行われています。
店舗には、
厚さや色味などが違う和紙が20種類以上。
手すき和紙の専門店は珍しいそうで
古文書の修理やものづくりなど、様々な用途で
和紙を買いに来られるそうです。
お店のオーナーである冨永嘉子さんは、徳地和紙を使った紙人形の作り人として
活動されています。
ギャラリー部屋には、先生の作品が100点以上ならんでいます。
創作歴は40年以上で、作られる人形は「紙人（かみびと）」と呼びます。
不思議なのは、一つ一つ、今にも動き出しそうな躍動感や、喜怒哀楽を感じられるのに、
お人形の顔はすべて同じであること。
感情は、着せている服の皺や指の動きといった所作で表現するそうです！！！！！
この細かな表現ができるのが、和紙の特徴だそう。
この和紙の魅力と徳地の伝統工芸品である手すき和紙を知って欲しいという思いで
活動を続けていらっしゃいます。
「風伝」では、今回私が体験したような、制作教室も行っていらっしゃいます。
和紙に触れて、特徴を知る良い機会になりました。
ここから、こんなものも作りたいなあと制作欲がわく方も多いはず。
なにより、冨永先生の優しさあふれるお人柄が素敵です。
時にはお茶目な一面があったり・・、
お弟子さんたちと一緒に終始笑いが絶えない収録となりました。
ものづくりに興味がある方、和紙のことを知りたい方、
紙人に会いたい方、
ぜひ「風伝」を訪れてみてください
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風伝（ことずて）
山口市楠木町11-33
営業日 木・金・土
営業時間 10：00～17：00
℡ 090-4801-8906（冨永）
https://www.facebook.com/風伝–ことずて-767602490064042/